綺麗な水を求めて河川を遡り五穀を育ててきた彼らですが、今日的な成果としてラーメンによるまちおこしとして結実しています。河川ごとに紹介したいと思います。

 元々彼らは小麦食の文化も持っており、綺麗な水とそこで育てた小麦で製麺し、鶏ガラや魚介系の出汁で作った透き通った醤油の王道系ラーメンが主体です。街ぐるみでラーメン屋さんの後継者を育てる等のラーメンによるまちおこしをしているのも特徴です。

 そのコンセプトと味の良さから世界中の人たちから評価されるのも時間の問題でしょう。

 

1.最上川系

 

山形ラーメン

 山形市を中心に4年連続ラーメンの消費量日本一を誇っており人口一人あたりラーメン店数も1位です。

鶏ガラスープが主流ですが、山寺を作った慈覚大師円仁が持ち込んだ紅花が京都で珍重されたので上方とも交流があり、必要に応じて昆布、ホタテ貝柱、するめ、ドンコ等北前船の上方の潤沢な出汁の引き出しが使えるのも特徴です。今後とも最上川系のフラッグシップとしてどんなラーメンが開発されるのか楽しみです。

 

 山形県内にはほかにも米沢ラーメンや酒田ラーメン等もあります。

 

2.阿賀野川から分水嶺を越えて阿武隈川の上流部へ

 

喜多方ラーメン

 飯盛山の綺麗な雪解け水で開発された喜多方ラーメン

 

分水嶺を越え阿武隈川水系を遡った白河市では白河ラーメンが開発されました。

 

3.渡良瀬川系

 家康の利根川東遷事業が完成するまでは渡良瀬川の下流は現在の江戸川でした。

渡良瀬川を遡った人たちが開発したのが佐野ラーメンです。

 綺麗な水で作ったまさに王道系ですね。

 

4.神通川、宮川系

 

高山ラーメン

 富山市から神通川を遡り岐阜県に入ると宮川と名前を変え飛騨高山市があり、高山ラーメンがあります。

 こちらも王道系

 神通川沿いには富山ラーメンもあります。

 

5.その他

 岩木川沿いには古くから独自の弘前ラーメンがあります。

 

6.まとめ

 このように東北のご当地系ラーメンを見てくるとその大半は彼らの仕事だったように見えてきます。今後も世界中から愛され全国から蜂起する街も増えるでしょうし比内地鶏を使ったラーメン等も食べてみたいですね。