私は世にいう高学歴ではない。

数学も得意ではない。

確率とか割合とか、苦手な分野はひたすら苦手。


でも、数学が結構好き。

面白いなぁと思う。


そう思ったのは高校時代。

母が見つけてきてくれた(?)個人塾(?)に通っていた時にそう思ったのだった。

数学担当の先生は何だか捻くれた印象だった気がしたけど……笑い泣き


だからといって数学の成績が良かった事もなかったと思う。3/5段階とか?


あからさまに何かに結果が結びついた事も無かった気がするけど、数学的な思考は大いに役立っているし、

息子にも数学的な思考は役立つとよく話す。


物事を

素因数分解したらいいよ


と伝えている。

わかりやすく言語化するとこれかな……と思い至っての言葉。


何かをする時に、

一度に一気にやろうとすると白か黒かみたいな二分化みたいな結果になってしまうと思うから、


目標とする物事を細切れにして考える……AをBにするにはBをCにして、

CをDにするのにはこうして……と、

細かくしていく。


細分化する事によって、

それぞれをスモールステップ化する。


そうすると、ドーンと立ちはだかっているような壁でパット見て同じものは作れない気がしても、


ちょっとずつでも積み上げていって、

最終的には同じ結果に至れるよ!ということ。


一気に一度に……そう考えてしまうと視覚的に負けてしまうというか。

量に圧倒されて気持ちが萎えてしまうというか。


例えばシンクにたくさんのお皿。

うわぁ……嫌だな……。

私もよく視覚的に負けそうになる。


でも、

1つずつやっていけば必ず終わりはくる。そうやって細かく考えて、

まずとっかかる事。

手を付けなければずっとそのままだから。


一気に一度にやろうと欲張った考えでいると成功か失敗かになってしまうし、ずっとインスタント的な考えで目先の事だけで終わってしまうのも能が無いような。


大人ぶりたければ、目先の事だけで終わるようなインスタント的な事は避けたい所。

でも、実際そんな事ばかりだけど。


数学的な思考が持てれば、

先見性も生みだせるのかもしれないと思う。


物事を素因数分解する……ぼんやりとした抽象的な表現のようだけど、

私はしっくりくると感じる。

息子にも伝わっているようだし。


スマホの通知に「この計算は出来る?」みたいなのがよく出てくる。

私はそれをよく解く。

間違えればチクショー!となる。


先日、息子と一緒に解いたら私はまんまとよくありがちな符号の事で間違えてしまい悔しかった。


高学歴ではないけど、今はYouTubeなどもあるし、それで理解して息子に教えられるから助かるし、得意とは言えないけど数学を楽しんでいる。