つい数日前、思考が停止して動けなくなるような、心身共に“こりゃダメだ…”
な状態になり、
仕事開始連絡はしたものの、小一時間で有給申請をし、その後は横になって…という日があった。
脳腫瘍の摘出後、後遺症を複数抱えてからというもの、動ける体の時には気にもならなかった事が…、
ほんの少しの事で大ダメージになるようになってしまったようで。
生理もそこまで酷くはなく、
頭痛や腹痛やイライラは少しあったものの、動けなくなる程のものではなかったし、熱をよく出す方だったからわりと高熱でも動けていたりした。
脳腫瘍後は0.1体温が上がるだけでめまいが酷くなったり、生理も前後合わせてひと月不調になるような事になってしまった。
不調の程度もマチマチだけど、変わらずめまいは酷くなり、家の中でも体のコントロールがうまく出来ず転びそうになる事が増える。
先日の心身不調も多分生理の影響だろうと思って、会社に生理休暇制度の事を聞いてみた。
あるという事だけど、休みは出来ても賃金は発生しないという事だった。
軽く生理休暇制度について調べてみたら、まだまだ全ての会社がそうしている訳ではない感じだった。
無給とするか有給とするかもマチマチみたいで…生理かどうかを確かめようのない事だから有給に出来ない部分はあるのだろうなと思った。
確かになぁ…生理かどうかを確認しますと言われても嫌だしなぁ…。
それなら取るのやめよう…となってしまうだろうな。
でも、女性にとって毎月の事だし、
重要な事だし、
それは40年位にも及ぶ事なのだから、
仕事とも大いに関係がある。
症状がキツくなくてもわりとシンドいし面倒だし不快なのに、
重度の症状だったら生活していけないのでは…。
機能的な事で、当人にどうにか出来る事ではないのだから、もっとしっかりきちんと考えて対応すべきなのに…と思う。こういう事も少子化に繋がる要因なんじゃないの?とか思う。
ズルい思考で、使っちゃおーという人間が居るから、本当に必要で真面目にやっている人が制度を条件よく利用出来ない…そんな事ばかりだなと思う。
障害で本当に思うように動けないのに、動ける人間に合わせてやれ〜という空気感でしかなくそれを強いている世だから、
パット見で動けて症状を抱える人への配慮が足りなさ過ぎるのも、物凄く納得出来るけど。
それは障害者の日常でもあるし。
なんか結局人間って、
どこまでも人間でどうしようもないのだな…と思う。
だから私は美しい動物に惹かれるのだろうな。