引っ越しから2年で回ってきた建物の班長。
前班長と自治会に身体状況を伝えたものの何があるでもなくそのまま新役員決めの知らせがきた。
断れる場すらなくやらざるを得なくなり、めまいと複視と視力低下で更に恐くなった夜間の外出をしなければならなくなった。
私の身体状況ではどうしても出来る事に限りがあり、どの役員が何をするのかもよくわからないままの新役員決めに苛立った。
全部がわかっている前提で話が進む事にも苛立った。聞けば良い事ではあるけど。
自治会側も、役員をきめてもらわないと…という姿勢だし、どうにもならない感があった。
出来る事をしてくればいいよという方と想像力なく何の配慮もなくやらせる方が居て、同じ役員の方は後者だった。
少し接すればわかる、歳だけとった
想像力のなさそうな感じで、案の定私にとっては無茶振りが殆どだった。
“〇〇さんにやって貰えばいいんじゃな〜い?”
と、身体健常者なら難なく出来る事を何も考えず振られた。
会長にも同じように。
まぁ、何とか出来なくもないしなぁ…役員になったのだしなぁ…と初めはやや無理をしてやったけど、
段々その無神経さに腹立たしくなってきて、後半は体調不良にもなり、
11月あたりから3月まで定例会などへの参加を一切やめた。
自治会費を集めたり回覧を回したりは同じ建物の他の役員さんに定例会で回覧物を預かってきて貰うよう頼めた事もあって、役割自体は問題なく務められたから。
私はシングルマザーで身体障害もあって、正直家の事で精一杯で他に向ける気力も体力もない。
ましてや他人の事にまで気も手も及ばない。
回されてしまったからと何とかやろうとしたけど、私じゃなくても出来る代理がきく事を、障害を抱えた私が無理をしてまでする事はないと思った。
私は私にしか出来ない事以外で無理をするのはやめよう…障害を負い、
そういう考えに至った。
というより、他に余裕を持てる状況ではないから、例えしたくても無理も出来ないという方が正しい。
怠慢で、出来るのにしたくないという事ではない。
仕事をしながら役員をするのは大変だと私も知っている。
こうなる前、シングルマザーとして通勤して働きながら子供会の役員をしたから。
難なく動ける体であれば、イヤイヤでも役は務めるさ。
でも、違うのだから。
結構頭に来たという事もあるけど、
自治会の為に無理を出来る身体ではないからこの判断は間違っていなかったと思う。
役員・班長報酬がある事も初めて知った。出なかった分当然役員報酬は減額されたけど。
最後の回覧で、身体状況から役員と班長は今後引き受けられませんと書いた紙を回した。
もう無理だし…。
年度で区切ればいいのに、
新年度の最初の定例会までは一応任期らしく…まだスッキリしないけど、
もう実質終了。
最後までしまらないなぁ…
次の役員はどうも苦手な人だから、
預かっている物品を渡すのが嫌だなぁ…と今から憂鬱。
良い体験だったのか何なのか…班長の役割がわかって良かった気もするけど、障害を抱えては…やっぱり無理だったとわかった。
うーん…。