自分にまつわる変化はもちろんだけど、自分のまわりも変化していくということ。
自分の親や親戚、友人知人も。
それから、好きな俳優さんとか…。
当たり前の事なのに、若い頃にはそういう観念がないというか、
そういう部分に思い至らないというか…。
自分が最盛期の時に活動が最盛期だった方が旅立たれたりすると、
何とも言えない気持ちになる。
いつかは必ず誰しもが迎える事なのに、やっぱりどこか他人事のような、
客観視しているような、
そんな自分に気付いたりもする。
自分の加齢に伴う変化に、
回りの変化も感じる。
自分の肌のたるみやシワが自分だけではない事にも気づき、
この俳優さんも歳を重ねているのね…なんて思う。
でも私は中年からあたりが渋みが増し素敵になると見ている。
若い時はピチピチで綺麗だけど、
どこかトゲトゲしい綺麗さのような感じを受ける。
特に男性は中年以降が素敵だと思う。
男性の白髪は渋みに見えて私は羨ましい。
女性の白髪って、やっぱりどうしても渋みとは違うもんなぁ…と私には見える
色々な変化があって、
色々衰えていく。
それを認めたくなくて抗いたくなってしまう。
若く見られたらやっぱり嬉しいし、
そこそこの綺麗さは持っていたいと思ってしまう。
でも、変に抗うのもまた嫌だったりして何とも複雑。
パット見て、違和感を覚えるようなのは…そもそも、出来る余裕はないけど
そんな余裕があるなら、私は他に使う。
自分も他も変わる事に気づく、
それも歳を重ねるという事なのかもしれない。
中年の渋み、私もほしい。
なーんて。