任期終了までカウントダウン。

あと少し、あと少し。

そう思っても嫌な時間。


1人体調不良で出た欠員のフォローに、

有無も言えず、私があてがわれた。

出来そう?なんて隙すらなく。


「○○さん(私)にやって貰えばいいんじゃない?」

そう簡単に言われた前回。

必要なものも有無も言わさず渡され、

全部わかっている前提で話は勝手に進み。


次年度役員になる方が“そのままやります”と今回から代わりに来たけど、

私がフォローに回った担当の仕事は、

「そのまま○○さん(私)にやってもらえば問題ないんじゃない?」

と、またいとも簡単に言われた。


ちなみに私はその役の定員+ワンで入ったのだが、それが何故なのか同じ役の人達は理解出来ていないらしい。


“めまいがあって体調が思わしくないから”というのが理由でこれまで何度も会を欠席しているのだけど、

多分「自分もそんなに体調が良くないのに」と、同じ枠としての体調不良で考えられているのだろう。


身体健常者の体調不良と同じ枠で考えられても…。

正直次元が違うので…。

とは言え、説明した所でわかる人達じゃないだろうし、

もういいや、まともに務まらなくても文句言うなよ?と思ってそのままにした。


代わりの方と少し話す場があって、

私と同じ役になるのか·私と交代するのかな…みたいな話しをする中で、

会長にどう話をふられるかわからないし、念のため私の連絡先を控えて貰ったのだけど、


その様子を見ていた同じ役の人は、

しきりに「○○さんにそのままお願いすれば、

そんな連絡先をどうこうする必要ないでしょ?」と言いたげに、

いや、言ってきていたな。


「何でそんな事するの?あなたがそのままやればいいだけでしょ?」と、


「お前、役になったんだから、居るならやれよ…杖ついているだけで大した事ないんだろ…」みたいな圧が前面に出ていた。


私が毎度無理をしないと定例会に出られない事など微塵もわかっていない。

補欠要員的な気でいたのは私だけ。

相手がどうであろうが関係ない世界らしい。


とにかく「いじめってこんな空気感なんだろうな…」という疎外感を物凄く感じる小一時間プラス数じゅっぷん。


これまで、お天道様に顔向け出来ないような事は極力しないでまじめに生きてきたのに、脳腫瘍になって後遺症を背負って、

ワケのわからないキチガイはのうのうと生きているのに、一体何なんだろう…と、

心底から嫌になった。

帰り道、動物達に命を分け与えて終わりたい…そんな風に思いながらヨロヨロと歩いた。


あと少しだけど、間違いなく嫌な時間を過ごさねばならないとわかっていて、

そこに向かわなければならない時があるとは何とも嫌なものだ。


帰宅し珈琲を飲み、またネズミの続きを編んだ。

何だかさみしげ?

編み物で心休まった。



この嫌でしかない時間も何かの学びとなるのだろうか。

嫌な事が多すぎやしないか…………と思ってしまう。

レース編みに挑戦したくなってきた気がする…。


あー無理。