怠慢じゃなく、

この身体じゃ無理だっつーの。


足の機能が悪くて杖で歩いているだけなら、私だって出来る事はする、

仕方なく。


だけど、年中無休のめまいってのは、

家の事をするだけで精一杯なのよさ。

在宅ワークだけど仕事だってあるし。

加えて、コロナの後は更にめまいが強くなって他にも抜けきらない症状があって

余計に無理。

これは一時的なものなのか、

脳腫瘍の後遺症にミックスされ、

辛さ+αのままで死ぬまでやっていかにゃーならんのか、わからない。

何故に後遺症パワーアップ…


そんな状態で、やれ定例会だ、集金だ、回覧板だ、これは○日までに会長宅へ持っていく…なんて、

そんな余力など私のどこにもない。

無理をしなければ出来ない事。


身体健常者でも、仕事をしながら自治会役員をするとか大変なのはわかる。


ただね、比が違うのよ。

身体の状態がそもそも違う。

とはいえ、こんな平衡機能障害の年中無休のめまい…という異常状態なんて、

通常なら経験する事ではないから、

わからないのも無理はない。

そして障害の事を話さねばならないのも嫌だったりする。


伝えた所で想像力がなければ、何となくにでもわかる事すら難しいだろうし、

そもそも自分自身が1番大事な人間にとってそんな事どうでもいいだろうし、

相手がどういう状態であれ自分が1番大変なのだろうし、


結局、状態がどうあれ

役になったのだから出来る事はしてね

ってなってしまう。


いや、だから無理しないと出来ないんだが…。

そこまでして、無理してまでやろうとも思わないんだが…。

って伝えてしまえば、何か言われるのだろうし、何か負の無限ループみたいな…。


私からすると、

身体健常者がよってたかってそんなに何人も居なきゃ出来ない事なのか?

弁当を出さなきゃ人が集まらないレクリエーションなんて必要なのか?

などなど思ってしまう。


それよりも、省ける行事は省いて会費をよけておいて、高齢化に向けて清掃業者導入を検討していった方が懸命だと思うのだが。


誰もが必ず迎える高齢期の事が殆ど整備されない状態をそのままにして、

最盛期枠の人間に向けた設備や待遇ばかり重視させているこの国がこわい。

着眼点がもれなくずれているような。

物凄い割合で。


目先の事ばかり取り繕うやり方では、

結局根本は変わらないのに。

だから、弱者と呼ばれる枠の人間は弱者のまま。

問題視されている事も、何の解決も出来ない。


高学歴って何なんだろう…。

肝心な事に目を向け進められるリーダーはあらわれないのかな。


しかし日によって体調が…。

コロナ前より、日々がだいぶしんどい。

後遺症がパワーアップするとは思わなんだな。マイナスにパワーアップするとは。


MRI検査には天気も悪くなさそうだし行けそうだけど、歩くのしんどいな。

かといってタクシーって距離でもないから利用するのも悔しくて嫌。

めまいが増してしまったからな…

早く出ないと時間がかかりそうだ。

だるいな、行くのやだな…。

でも、動かないと動けなくなってしまうし。


せめて検査の日は、体調がまぁまぁでありますように。


あー、会長に連絡しないとな…。

もう連絡するのすらダルい…。


もう絶対引き受けないからな自治会役員…建物の班長。

最後の回覧で、今後は引き受けられましぇーんと書いて回して。


うん、私には無理。

無理してまでしたくないから。