母の日だった昨日。

朝から出掛けていた娘だけど、帰宅して少しすると紙袋を手渡しに来てくれた。




娘は忘れん坊で、興味のない事は頭からすぐ抜けるというか、通過していくような感じだけど、


私の誕生日や母の日は毎回忘れず律儀にプレゼントをくれる。

ご飯を作ったら「ありがとう」と大体言ってくれるし、いつも偉いなぁと思っている。


私が娘と同じ時分、母にそんな事をしていたかと言うと、そんな覚えはない。

ご飯を作って貰ってありがとうなんて、言った覚えなどない。

きっと当たり前だと思っていたのだろうな。

わりと私がご飯を作ったりしていたし。


娘は、私が大変な身体状況だと分かってくれているからなのかな。

一緒に外出すれば、階段があれば当たり前のように手を差し出して繋いでくれるし何かと気遣ってくれる。

手を繋いでルンルン手を振ろうとすると嫌がられておさえつけられるけど笑い泣き


律儀に忘れないで居てくれるのは、

娘にとって私が、憎々しかったりどうでも良い母親ではないと思ってくれているのだと勝手に思っている。


子供達にとって、恥ずかしいと思うような母親では在りたくない。

障害者になったらオワコンなんだなとも思わせたくない。

それは、これまでの私を見ていれば伝わっていると思うけど。


1人の大人として、そこそこ尊敬して貰えるような人間で在りたい。

へこたれない姿をしっかり見せつけて生を終えたい。

なんて、気を引き締め直した母の日であった指差し