私は夏が苦手。

凄く苦手。


これから春になり、やがてくる夏。

既に憂鬱になってきている…。


何故かって、

虫が物凄く嫌で、

体が思うように動かないから余計にこわくて。


虫は一生懸命いきているし、

何かをしてくる訳ではない。

私も嫌いだからとわざわざ何かをしようと思わないし、私に出来る事は踏まないように気を付ける事ぐらい。

あとは、家に居たらそのまま元気にお外に出て頂く事を第一に考え、そうする。

ちょっとGは………申し訳ない………。

有り難い事にまだ遭遇していない。


夏、一番苦手なのがセミ。

何とも言えない…あの姿。

本当に苦手で、

体に引っ付かれたら漏らしそうな気がする。


階段で遭遇してしまって、

ジジジなんて動かれたら、

転げ落ちそうで、

夏場のごみ捨ては本当にコワイし憂鬱。


私には、セミをよける身体スキルがないからどうにもならなくて、コワイ。

あのフォルム、死んでいるように見えて生きていたりがコワイ。

ジジジ…も本当に苦手。


死んで転がっているのも嫌………。

どうか敷地内で死んでくれるな…と願う夏。

昨年は2回遭遇したけど、いつの間にか消えていた事も1回あった。

生きていたのか…………と思うとゾッとするのだ。

それから、敷地内に転がっている時は、ひとまず水鉄砲で刺激を与えてみようと思ったのだった。


出来ることなら、自力で他に移動して貰いたいから。

最終的に、仕方なく移動させる為の物も買ったけど、

 これを使うのも正直嫌…………。

  

家で何か見つけた時はこれが役立つ。


 

これまでに使った、一番大きかったの虫は、カナブン。

洗濯物の下にカナブンが落ちていた時はビックリしたけど、これで外に出て貰った。


ブンブン飛ぶ、あの羽音が苦手というのもある……。

カナブンは掴めないけど、転がっていたらホウキで違う場所にアタックしたり、杖でアタックして踏まれない場所に緯度させたりは出来る。

でも、セミは無理。

大きさも苦手。


上の子の部屋の窓に、夏場の夜セミがバンバン当たるらしく、

夏が終わって窓の外を見たら1匹転がっていた……。


うわぁ…………勘弁してくれぇ…。

とは思ったけど、そのまま放置してまた夏場に転がって…を繰り返したら、

蓄積されていくのでは…と恐ろしくなった。


これは、頑張って敷地外に移動させるしかない…と、いつにするかと思いながら過ごしていた。

その間、何回か転がっているのを確認して、やっぱり居る………と、ガックシしていた。


そして先日、先延ばしにし続けている自分にカツを入れねばと思い、上の子の部屋の窓の外を確認しに行った。


ん?


ない。

転がって

な~い!

鳥?鳥なの?

溝みたいな所の端っこに転がっていたのに、見つけてくれたの?と大喜びの私。

冬場だから、必死だったのかな、鳥さん。

グッジョブ過ぎる。


なんて考えながら、窓を開けてまで確認。

やっぱりなーい!


これまで、先延ばしにするのが嫌ですぐやってきたけど、

すぐやらない方が得?と感じた事もあった。


早めに買って用意したものが、

少したった時の方が安く売り出したりして。悔しかったりして。


苦手なセミも、放置したら鳥が片付けてくれたみたいでラッキーだった。

場所によるとは思うけど。


なんて、本当にどうでもいい話でした。


これから来る夏…………あぁ憂鬱。

セミさん、お願いだから私に飛び付いたりしないでね。

ポストの上で休まないでね。

階段のヘリに止まって潜まないでね。

玄関を開けたら飛び込んできたり、

玄関を開けてすぐの所で死んで転がったりしていないでね。

洗濯物にくっつかないでね。

家の中にだけは、本当に入らないでね。


夏場のごみ捨ては、水鉄砲、ムシムシゲッター、杖を持って行かなきゃならないから大変。

その上、めちゃくちゃ警戒しながら、

緊張しながら、階段を降りねばならない。


考えただけで嫌になってきた…魂が抜ける