脳腫瘍摘出手術後、複数の後遺症を負い生きる事になった。
これなら、在宅でなら働けるであろうと思えたのは手術から5年後。
障害者就労支援サイトを検索し、
計3社登録。
1社目がサッパリだから、2社目…更に可能性を広げたくて3社目…と。
でも、求人案内が定期的にきていたのはdodaチャレンジさん
1社のみ。
他はサッパリ。
初期登録の手間が惜しいと思ってしまう程、何の音沙汰もなかったし、
今もない。
介護職で働いてきた私は、何となくパソコンが使える、わからない事は調べたら出来る程度のレベル。
そこからMOSの独学を始め、データ入力の在宅勤務を探した。
31社落ちて、結局決まらず。
2回、オンライン面接を受けられたのは
今となっては貴重な経験だったのかもしれない。
鳴かず飛ばずのまま、
このまま職も得られないのかと、さすがに凹みそうになったけど、
少しでも何かに引っ掛かる可能性を広げる為、ひとり親の就労支援の担当さんに面談をお願いし、動き出した。
担当さんはとても探求心のある方で、
数回の面談で私の興味のあるもの等の求人を教えて下さった。
採用して頂いた会社も、就労支援担当さんと面談を2回程した後、
知り合いに聞いて、求人が出ているかを確認してからわざわざ連絡を下さった。
時々電車に乗る事になる、私には勇気の必要な求人ではあったけど、思い切ったからこそ得られた仕事。
だから、就労支援担当さんは、私の救世主さま。
数回の面談で、私を就職させたのだから、凄いとしか言えない。
情報も大事だし、縁も不思議なものだなと感じた今回。
いざ初めての在宅勤務を始めると、
出退勤での移動のない事の有り難さを感じる。
平衡機能障害のある私に、通勤はやはり無理だと感じるから。
あとは、自宅だから自由には出来るものの、水道光熱費はもろにかかる なと思うし、良し悪しだなと思う。
出勤すれば、勤務時間内は職場で過ごす訳だから、その間の自宅での費用はかからない。
でも、家に居ればかかる。
だから、夏はどうなる事やら…と思う。
水道光熱費等でマイナス2~3万と考えておいた方が良さそう。
だから、何だか良し悪しだなーと感じている。
でも、私には通勤は無理だから、在宅勤務でしか働けないし…うーーーむ。
しかしながら、平衡機能障害で常にめまいがある私でも働かせて頂けるのだから、本当に有り難い。
保育支援事業の最大手らしく(存じませんで…)、福利厚生もしっかりしている。
良い企業に入れてしまった…いいんですか?と申し訳なくなる位、配慮して下さる仕事環境。
だからこそ、在宅勤務だからといい加減な事や欺くような事は絶対にしたくない。
働かせて頂ける事に感謝して、作業をしている。
いつまで働かせて頂けるのかはわからないけど、心を込めて、感謝を忘れず勤めさせて頂こうと思っている。
気持ちは働きたくても体が伴わず悔しいけど、そういう事もわかって共感して下さる上司だし、
無理しすぎず頑張ろうと思う。
そんな背中を、子ども達に見て欲しいし、何かを感じ取って欲しいなと思う。