読者の皆さまいつもありがとうございます。
本日は、「とことん逆を考えてみる」についてお話します。
自分で考えるということの大切さはわかっていても中々実践することは難しいと思います。
慣れ親しんだもの、環境、人、そういうものとの関係性が迷わせることもあります。
何もかも手に入る成熟社会で変化も大きく、どこに向かうかわからない過渡期の状態の今、いろいろな考え方や価値観が渦巻いています。ある意味メチャクチャです。
どうすれば生き抜いていけるのか、この思いを持つ人も少なくないのではないでしょうか。
どこに向かっているのか、向かいたいのかわからない中で誰もがもがいている世の中です。
そんなとき信じられるのは何なのでしょう?何を基準に生きていけばいいのでしょう?
私は自分がどう考えるか、どう思うか、どうしたいのか、それを一つの基準にする時代だと思っています。
そこを軸に社会の変化に合わせていく。
そのために自分の本質を理解し、そこを出発点に自分を活かして社会に働きかける。
一人ひとりが何らかの役割をもち世の中や時代を作っていると思います。
実はいつの時代もそれが基本なのだと思います。
学校を卒業して会社に入る形の就職(いわゆる就社)をしてサラリーマンという生き方が一般的になったのはいつ頃からなのでしょうか?
一つの見方として、明治の後半に財閥系の企業が定期採用を開始したことという話もあります。
ではそれまではどうだったのか?
そう、自分で生き方、働き方を考えなくてはならなかったと考えていいのではないでしょうか。
もちろん今の発展した歴史の中で完全に昔に戻らなければならないということはないと思います。
ですが、多勢をフツウと感じるだけでもダメな気がします。
便利な道具、効率的でスピーディーな方法、手っ取り早く手軽なものが今溢れています。
でも、どうしても不便で非効率で時間がかかり、面倒くさいことでしか為せないこと、得られないもの、そういう領域がこの世の中にはあります。
わかりやすい例を挙げますと、子育てですね。
今必要なことは、常識を疑い、扇動や誘導に気づき、新しい世界や領域に踏み込んでいく勇気ではないかと思います。
今に甘んじることなく、次のステップに進む。
誰かがやるではなく、自分がやる発想。
そんなとき、自分を信じて自分で考えることは絶対条件であると思います。
自分で考えるクセを身につけるのも非効率で時間がかかり面倒です。
でも、宮崎駿さんの言葉を借りれば、
人生において大切なことはたいてい面倒なものだ
なのだと思います。
便利、効率的、スピーディー、すぐに結果が出る、手っ取り早い、お手軽。
今こそ、自分の頭でとことんその逆を考えてみてはどうかと思うのです。
あれ?そう感じたらひょっとするとそれがあなたのモチベーションになるかもしれません。
それを自分なりに考えてみる中でそれが新しいクリエーションになるかもしれません。
新しい世の中を創っていくのはあなたかもしれないのです。
慣れ親しんだ世界から自分で考えることをとおして新しい面倒な世界に入っていきましょう!
私も数か月の休憩を挟んで3年続けてきた毎日ブログを今日で一旦終了します。
新しい挑戦領域に入っていきますので今後ともよろしくお願い申し上げます。
毎日稚拙なブログを読んで頂いた皆さまには心より感謝しております。
深く御礼申し上げます。
また別のカタチで皆さまと出会えますとうれしく思います。
エルマックオフィス(Life&career with Motivation And Creation) 代表
Good Life Pathfinder
花田 順一