ちょっとだけ 甘さ吸収~~~☆
こんなダーリンが欲しいと思いまふまふ☆ はぁ・・・・。 ハリー絵 妄想! 声はもちろん中の人!
----------------------------------------------------------------------------------
『ごめん・・・。お腹が痛いから先に寝ててもいい?
ご飯、食べてこれる?なんか簡単なのしとく?』
そんなメールを送ったのが数分前。
君からの返事が届く。
『大丈夫か?
オレのことは心配しなくていいから早く寝なさい。
ご飯は食べてくるからいいよ。』
そんな優しげな文字が並んでる。
やっぱり、君だね。
ココロがホッとなる。
でも、ごめんね。
きっと疲れてるから家でのんびりご飯食べたかったんじゃないかな?
そんなことを思っているうちに意識が薄れていった。
『ガチャン』
玄関のドアが閉まる音にふと目が覚めた。
「ただいま~。」
君の明るい声が聞こえる。
「おかえり。」
リビングから君を迎える子供たちの声が聞こえた。
「食うか?」
「なに?」
「や・き・と・り~!」
「やったぁ!」
なにやら楽しそうな会話。
ふふ、良かった。
流れる静かな時間に思わず微笑んだ。
起きようかな・・・なんて思っているうちに
君たちの楽しそうな声が遠のいていった。
『ギシッ』
ベットが少しきしんで目が覚めた。
髪をそっとなでられる。
「大丈夫か?」
そっと目を開けると心配そうな君の顔があった。
「うん。大丈夫。・・・ごめんね。」
「ば~か。体調悪い時は無理すんなって!」
「でも病気じゃないし・・・。」
「おんなじようなもんだ!」
確かに女の子にしかわからない痛みかもしれないけど。
「・・・ごはんは?」
「食べたから大丈夫。」
薄明かりの中、君の姿がだんだんはっきり見えてきた。
あ、もう着替えてる。
お風呂も入ったんだ。
わたし、そんなに寝てたのかな?
「お風呂も入ったの?」
「オウ! もう寝るだけだ。」
「・・・ごめん。」
「なんで?」
「何もしてあげてない。」
「してもらったよ。」
「え?なに?」
君がにっこり笑って顔を近づけた。
「オマエの寝顔に癒してもらったから!」
「ばか・・・。」
「ははっ!」
君が布団に入る。
「おいで。」
「え?」
「ここ!」
君が腕を広げる。
「・・・ふふ。」
「一緒に寝よ!」
「うん。」
君はいつも僕の薬箱さ・・・・・・・・・
そんな歌が聞こえてきそうな夜。
私だって いつも癒してもらってる。
君のぬくもりが 私にとっての薬箱だよ。
<私の薬箱 完>