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えっと、地震から2週間経ちましたが・・・
今頃ですが、思いっきり被災しました。
沿岸ではないので、家は無事ですが、
私の部屋の本棚が崩壊しました。
本もクマも。。。泣
実家に行っていた時に被災したのですが、
家に戻る際、信号もつかず、余震も収まらず
かなり怖かったです。
電気も止まり、水道も止まり、
(うちはオール電化なのでガスは不明)
娘はかなり怖がってました。
地震からずっと私は娘と1階の和室で寝ています。
2階は怖いそうです。
スーパーにはまだまだ物が足りないですし、
ガソリンは震災後まだ1回も買えていません。
そんな感じですが、
なんとか質素に頑張ります。
沿岸の人たちを考えたら、そんなこと言ってられません。
私の市に救援に来た北海道の自衛隊の皆様、ありがとうございます。
「パパー!はやくせんせいのおうちにいこうよー。」
朋也が車から降りようとしない健二にイライラして文句を言ってきた。
健二は朋也の声に心臓が飛び出すかと思うほど驚き我に返る。
子供は勘が鋭い。
朋也には何も感づかれないようにと平静を装う。
「朋也、先生のおうちはお客さんのようだから今日は帰ろう。」
普通に話しているつもりでも声が上ずっているのが自分でもわかった。
「えー!ケーキ食べたいよー。」
「仕方ないだろ、また今度にしような。ケーキなら家に帰ってからパパと一緒に食べよう。」
「やだやだー!せんせいとたべるっ!」
朋也の大声と地団駄を踏む音と振動が車内に響く。
「いいかげんにしろっ!先生だって色々あるんだ!お前だけの先生じゃないんだぞ!!」
ついムキになり思わず強く言ってしまいハッと思った時がすでに遅かった。
「うわーーーーーーーーん。」
朋也は大きく見開いた目から涙をぼろぼろ零し泣き出した。
その様子にさすがに健二も言いすぎたとすぐ反省しあやしてはみたが朋也は泣き止まない。
ジュニアシートの上で丸くなりわんわん泣く朋也が可哀想ではあった。
けれど早くこの場から立ち去りたかった健二は朋也に「帰るからな」と一言だけいい車を走り出した。
『薫先生・・・・・まさか男と・・・・・・・・・本当にそうなのか。いやでも先生ほど可愛ければ・・・・・。』
健二は今まで接してきた薫の一挙一動を思い出し納得せざるを得なかった。
自分だって彼に対して何度邪な感情を抱いてきただろう。
薫が女性だったらと本気で思った事だってあった。
朋也との風呂上りに遭遇し、髪が濡れたままの薫を見て欲情しなかったといえば嘘になる。
いつも一緒にいる時楽しそうに笑顔を向けていたのは自分だけではなかったのだと今更ながら自覚した。
自分が知っているのは朋也を挟んでの薫でしかなかった。
この事実に気づいた健二は言いようのない寂しさに襲われてしまう。
車をどのくらい走らせただろう。
ふと気づいてバックミラーで後ろを見ると泣きつかれて目の周りを赤くし眠り込んでいた朋也が映る。
『・・・・・ごめんな、朋也。パパはどうかしてる・・・・・。』
カーステレオもつけずに車内は静かなまま夜の街を走り抜けて行った─────
─────そして昨日のことになる。
内線電話が鳴り、健二は片手でパソコンのキーを叩く手を休めず面倒臭そうに電話に出た。
「受付ですが、瀬名さんと言う方がご面会を希望されておりますが・・・・・。」
「瀬名?」
健二にはその名前に心当たりがなかった。
「個人的な用件でお会いしたいとのことです。」
「どんな感じの人?」
「お若い方です・・・・・・その、サングラスをかけて・・・・・。」
「わかりました、今行きます。」
若いだけではわからないが何か会わなければいけないような気がしてそう答えてしまった。
なぜかその時薫の顔がふと頭をよぎり健二は予感めいたものを感じていた。
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