パエリアは通常、２人前からが多い。
おひとりさまは、微妙。
そこで、ガイドさんに聞いておきました。
「おひとりさまでもパエリアＯＫのお店、知りませんか？」と。
ガイドさん曰く、１人でも食べれるお店は沢山あるけど、雰囲気もよいお店教えますよ！と。
地図にしるしをつけてくれました。
海側のエリアで、PALAU DE MAR と言うショッピングモールまではいかないけど、飲食店が集まってる所にあるお店、「LA GAVINA」と言うお店を教えてくれました。
初めて、スペインで乗るタクシー、ドキドキでした。
行き先を地図を出し、指さしで「Por favor」（ポル ファボール) と言いました。
意味は、「お願いします」
スペイン人は、どこでも挨拶。元気よい人が多いです。
タクシーも、乗り込むと、「オラ～！」と、みんな元気がよい人達ばかりでした。
普通ならば、行き先だけ伝えればいいと思います。
だけど、私はスペイン語話せない外国人。警戒も若干します。
そんな中で、少しでも丁寧に、一生懸命話そうとしている事、そういう気持ちの人に対して、人間、親切にしてあげたい気持ちって、少なからずあると思うんです。
アメリカに住んでいる知人に、「Please」と言う言葉を使うと、使わないとでは、気持ちって違うよね。
と、言われた事があり、スペイン語でも「Por favor」は同じ意味だと思うから、タクシーにのったり、何か頼んだりする時、一緒に使えたら、お互いいい気分じゃない？と言われ、今回の旅では、私は「Por favor」は、魔法の言葉と思い、タクシーに乗るたびに使っていました。
案の定、タクシーに乗ると、必ずしも「どこから来たの？」と聞かれたくらいです。
タクシーの運転手さんは、英語ほぼ話せません。
私も英語は単語程度。
でも、ガイドブックにのっていたスペイン語とか必死にいったりして、楽しくコミュニケーションとれたりしましたし、タクシーでぼったぐりなどの被害は１回もありませんでした。
地図を見ながら、外をきょろきょろしていると、あっと言う間に到着。
運転手さんが、ジェスチャーで、ここの右側だよ～と教えてくれました。
なんか、雰囲気、いい感じです。
メニューもありましたが、とりあえず、入ってみます。
さ、元気よくお店に入っていきます。
お店の雰囲気は、カジュアルな感じで気楽に入れてよかったです。
「オラ～！」と、言いながら、笑顔で人差し指をたてて入店。
店員さんは、嫌な顔をせず、笑顔で席を案内してくれました。
ひとり旅で、こういう歓迎をされるとすごくありがたいというか、嬉しいです。
メニューは、日本語表記なかったのですが、日本語メニューもあるらしいです。
おひとりさまの食卓。
私以外、みなワイワイお酒を飲んで楽しい食事をされていました。
ノンアルコーラー、おひとりさま。
全然、気にせず、ひとりで食事を楽しみます。
こちらは、サービスのもの。
食べたら、とっても美味しい。
ひとりでテンションあがります。
パエリアを注文してるので、パンはちょっと味見程度だけに。
ノンアルコーラーの私は、ネスティー（アイスティー）で。
野菜不足の私、ガスパチョでお野菜補給。
普通に美味しい。ガスパチョ。
クルトンや、刻み野菜を入れて、食感を楽しんだり。
メインのパエリアの前に、おしぼりが配られました。
パエリア鍋をかついで、店員さんが、私の所にもってきました。
どうやら、できました～と、見せて、鍋からお皿によそってきます。と、言う事らしい。
おひとりさまだからではなく、どこのテーブルも同じ事をしてました。
パエリア鍋の写真はとる暇もなく（泣）
せっかくなので、もう１枚！と、撮影している私。
お味は、美味しかったです。
と、言うのもガイドさん曰く、ローカル味にしちゃうと、少し塩分強いかも？といっていたのです。
お酒を楽しみながら食べるからでしょうか。
私は、お酒を飲まないし、日本の料理でも薄味好みの私。
ガイドさんが、「塩分控えめにね！」と、メモを書いてくれたのです。
指さしオーダーの時に、それを見せると、オーダーに一緒に書いてくださったからでしょうか。
ちょうどよい味で、美味しかったです。
魚介の味がたっぷりして、美味しかったな。
明朗会計。
外国人のおひとりさまだからか、細かく店員さんが、気にかけてくれたり、おしぼりも、１つで足りる？のジェスチャーしてくれたり、味だけではなく、店員さんもとっても親切でよいお店でした。
一番上がお店の住所。
お店からは、こんな眺め。
港町～って感じがしますね。
お腹いっぱい、大満足。
外も暗いので、今日は大冒険もしたし、おとなしくお部屋に戻り、のんびり風呂に入って就寝。
つづく