マル、マルが亡くなってから2日経ちました。
マルは今何してる?虹の橋はもう渡って天国で楽しく過ごしているかな?
マルに一番最初に会ったのは私だったね。
ホント小さくて、ホント可愛くて。少し前まで「パグじゃなくて、ダックスがいいのに…」っていうあたしの心を、
一気にどこかに吹き飛ばしてしまったようなぐらい、
マルがきてくれてすごく嬉しかった。マルはすごく小さくて、ソファーの下に潜れるぐらいだったの。
ご飯を食べるとお腹がすぐにぷっくりして、食べるときは前に重心をかけるもんだから、
後ろの足が浮いたりしてね、それを見てみんな可愛くて笑ったりしてたなぁ。
あたしが高校2年生の時に、「100%キャイーン」っていう番組にでたよね。
近くの運動公園のグランドに行って、あたしはミーハーだから学校休んで、
運動公園にお父さんとお母さんとマルと一緒に行ったんだよ。
天野から、「脳みそみたいなしわを持ってる」とか、「笑ってますね~!」って言われても、
マルはどこ知らぬ顔だったの。あの時は暑かったよねぇ。良く頑張ったよ。
お陰で、今でもそのテレビ番組の録画を大事に持ってるよ。
高校時代は家のことで反抗期だった私はトラブルメーカーで、
よく両親と言い争うことが多かったけど、その中、いつも隣でぬくもりをくれたマルを忘れないよ。
大丈夫?ってぶーぶー鼻を鳴らしながら見上げてくれて、
それがまたやさしくて涙が出たなぁ。
私が大学に行くから家を出たとき、マルに会えないのがすごくさみしかった。
大学1年か2年の時に、マルの足に悪性の腫瘍ができて、
飛んで帰ったのを今でも思い出すよ。マルは麻酔に耐えられなくて、
手術はできないって言った時に何とも言えない絶望感に陥ったなぁ。
でも、マルはきちんと薬を飲んで、見事腫瘍を小さくして、私たちを安心させてくれたよね。
1人暮らしから帰って来た時は、いつもマルに会うのが楽しみで帰ってきてたなぁ。
2階の私の部屋に起こしに来てくれたり、マルと一緒に散歩に行ったり、
日向ぼっこしたり、時々はちょっかいを出してマルに怒られて、
腕を噛まれたことが何回かあったよね…痛かったけど、あれはお姉ちゃんが悪かった。ごめんね。
今でもマルが噛んだ傷があたしの腕に残ってるよ。この傷はマルが生きた証だよ。
これからもこの傷と一緒にいきていくからね。
私が1人暮らしを辞めて実家に帰って来た時、
これからマルと一緒に過ごせるんだとすごく嬉しかったことを思い出すよ。
でも、マルはもう結構老犬だったから、時々発作を起こして病院に急いで行ったり、
病院では心臓肥大でいつ逝ってもおかしくないって脅されて良く帰ってきたなぁ。
その中でも酸素室に入れなきゃいけなくなってしまったあの夏は今でも鮮明に覚えてるよ。
あの時、ご飯をまったく食べないマルを病院に預けて、毎日会いに行って、
ご飯を食べたときにお母さんと泣きながら喜んだんだよ。
そのあとだったかなぁ。マルの顔半分が垂れてるのを見て、
必死にいろいろ病名を調べたら、脳の病気も併発してることが分かって。
でも、これだけはどうしようもないから、なんとかそばにいて。
そのうち耳も目もダメになってきちゃって、最近は鼻とかすかに見える私たちの影だけで生きてたんだね。
私は他の兄弟より、一つだけ誇れることがあるんだ。
マルに大好きな人を紹介できたこと。お陰でマルとの最後もね、
彼が後押ししてくれたからマルに会いにこれたんだよ。ホント、感謝だよね。
こうやって振り返ってきたけど、思い出せばほんといろいろよみがえってくるよ。
どの場面のマルも、ホント可愛くて誇れる自慢の弟だった。
そんな弟が居なくなってしまったのは寂しい。正直とても辛い。
でも、そんなに悲しんでても、マルが天国に行けないから、
前を向いて、マルの分もこれから楽しく生きていくよ。
マル、どうかお父さんをはじめ、私たちのことを空から見守っててね。
マルにたくさんいいたいことはあるんだけど、書ききれないや。
とりあえず、いつか、私がそっちに行ったらまたしっぽ振って何か持って歓迎してね?
そして、また私たち家族と一緒に一緒に暮らそうね?
マル、ありがとう。これからもずっとあたしの弟だよ。