たとえば。

私のみているこの赤い色と、

あなたが見ているこの赤い色は

もしかしたら違うのかもしれない。

それを確かめることはできないから。


私のみているモノやコトは、

それもやっぱりあなたや、私以外のみんなと違うのかな、と

想像した瞬間から

宇宙の広い空間に放り出された気分になる。


ふわふわと浮いているのが楽しいような

どこが果てともわからず、ただ星が小さくたくさん輝く宇宙とおぼしきスペースで

ただひたすらの心もとなさというか、

手持無沙汰というか、

たた果てしないスペースにちっぽけな自分を喜ぶべきか悲しむべきかもよくわかんなくて

ちょっと途方に暮れている感じが勝っているのかなぁ。


でもたぶん、「みんながみているもの」というくくりはなくて

ただ延々とそれぞれの人の、「私のみているもの」がたくさんあるだけなのだ。

なんかよくわかんないし、何が言いたいのかはよくわかんないんだけど。


そんなことをぼーっと思う。

流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星