昔から、私が羊毛フェルトで「ことり」を作るときには、
どこかに“ホスピタルアートのような願い”を込めていました。
もし、頑強な体ならヘルメットをかぶって建設現場で
設計やコンセプトに関わるような仕事をしたいと思っていたほどです。
よくネットで見かけるホスピタルアートの壁画は
「壁に絵を描くなんて特別な才能のある人がすること」と思っていました。
でも実際は重い喘息があるので、外で働くことも
一日セミナーに出ることも難しく、
「家にいてもできること」を探すようになります。
家族の入院によっておもいがけず
初めて実物のホスピタールアートを見ることができました。
京都市立芸術大学の皆さんが 両脇 30m の 廊下にホスピタルアートを制作。
幾度となく この廊下を歩いて病棟へ通いました。
外来と病棟をつなぐこの長い廊下に は
病院周辺の風景や実際に見られる木々、住んでいる鳥たちの絵が描かれ
通るたびにセンサーで小鳥の鳴き声が聞こえてきます。
自分も体調の悪い中、
肺が破れそうになって歩けず
面会時間に間に合わなかったこともあります。
病気は同じ病気になった人にしか
その苦しみや 辛さは家族でも想像できないのだと思います。
そこに描かれていたのは自然だけではなく
小鳥がふきだしで語りかけている文字が
自然のイラストの中に小さくちりばめられていることに気が付きました。
まるで「だいじょうぶだよ」と小さな声で励ましてくれているようでした。
廊下に描かれているのは イラストですが
その励ましの言葉はまるで誰かが自分に話しかけているようでした。
一人で廊下にいても一人ではないような感覚。
息苦しいから泣けてくるのか。
そんな時に壁に書かれた言葉が
まるで声が聞こえたような感覚で励まされたような気がしたからなのか。
マスク をつけたまま 涙がボロボロこぼれて止まりませんでした。
自分が初めてホスピタルアートに包まれて 癒された瞬間でした。
自分も作り出す小鳥たち作品 一つ一つが
目の前のかたのホスピタルアートになってほしいと願い祈らずにはいられません。
寄り添い、心の傷ついた人を抱きしめたい。
この30m のホスピタルアートに励まされたように
私もまた そのような作品を製作することを 原点にして生きてまいります。
私が歩いた廊下の動画を
Pinterest(ピンタレスト)に投稿しました。
Xやインスタ、Facebookと違って
アメブロにリンクを貼ったら
アプリのインストールもログインする必要もありません。
(iPadの場合は左上に出てくる【✖閉じるマーク】をタップしてください。
スマホの場合は右上三本線をタップしてから【ブラウザで開く】を選択すると動画が見られます。)
気軽さがあってテーマごとに一覧で見られるのがいいなぁと思って
その思いを少しずつ、Pinterest(ピンタレスト)まとめ始めています。
そこでは、作品の写真やことりに込めた気持ちを
ゆっくり見ていただけるようにしています。
ブログとつながる“作品の小さな展示室”のような場所にしたいと思っています。
約2分半の動画です。
https://pin.it/oW98aOVnk
オンライン講座のお知らせは
LINE公式アカウントからご連絡させていただきます。
羊毛フェルトで小鳥を作ることにフォーカスしたミニスライドショーも配信しています。
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