両肩を矢に近づけて
胸の中筋から左右均等に
襖を左右にサッと開くように
張り詰めた糸をプツンと切る
初めのうちは
会の段階で矢に糸を重ねて、胸の中心の位置から左右にブチッと切るイメージで離れが出せるように練習してきた。
でも的中率が悪すぎ・・・
思い切って考え方を変えて
離れは馬手の中指(三つ)を弽の帽子から外すことで起きるので
馬手を固定して、弓手を的に押し続けながら離れを出す練習に変えてみた。
が的中率はよくなってこない・・・
それが今日の練習で
射法訓にある、「胸の中筋に従い、宜しく左右に分かるる如くこれを離つべし」が、あ、そういうことかと理解できた気がする。
今まで体の中心から左右均等に離れるを、そういう心持でそういうイメージで行射すればいいのだと思い込んでいた。
しかしそうではなく、会で胸の中筋をはっきり体感することができたのだ。
中筋が感じられたことで左右のバランスがわかり三重十文字のねじれも感じられたのだ。
何を今さら、当たり前じゃん、と思われるかもしれないが、私にとっては大発見
ま、先生の名言「それはきっと幻です」のように、次回の練習で再現できなかったり、役に立たなかったりするかもしれないけど、その積み重ねが射の向上なんだろうな。
的中率アップ・・・先が長いな・・・
正射目指して日々鍛錬!