何時間か前、親戚から電話があった
『お宅の家紋は?』だ
今年、我が家は新盆を迎える
それに備えての気遣いの電話だった
さて、家紋の言い方?は判っているのだが、
ちなみに我が家の家紋は、『違い鷹の羽』ということは判っているのだが、
その羽がどういう違い方をしているのか、
周りに円が描かれているのだかどうか、
つい最近、葬式の喪主を勤めて、墓に家紋を刻んでもらっているのにも拘らず、
的確に答えられないのだった
同じ家紋でも数種類のバリエーションがあるらしい
右左、上下、有り無し等微妙な差異があるというのだ
それは、喪主を勤めた時に知ったのだが、
さりとて、問われれば明確には答えられないのである
今どき、家紋がどうのこうのという時代ではないのだが、
ついこの間目にしたはずの我が家の家紋を、
自信を持って答えられなかったのは、
そういうことには長けていた、この新盆の対象である親父には、
たいへん申し訳ございません
と云うしかないのである

親父の好きだった曲の一曲