お疲れさま。

寒い日は布団にくるまっていればいいけど、

暑い日はどうしようもない私です。(梅雨と暑さは苦手)

 

なので?

暑い季節のためお客さんから聞かれるかどうかわからないけど

熱中症対策としての飲料をざっと調べて書いてみた。

 

味の素 経口補水液(100ml当たり)

「ハイボトニック設計」

※体液より低い浸透圧飲料で水分の吸収が早い

・エネルギー 7kcal

・炭水化物 1.9g

・食塩相当量 0.2g

・ナトリウム 80mg

・カリウム 78mg

・カルシウム 10mg

・マグネシウム 3.6mg

・リン 15mg

・ブドウ糖(ナトリウム/ブドウ糖濃度比1.7~1.8倍)

(ナトリウム/ブドウ糖濃度比1~2倍が最も吸収が早いと考えられている)

塩分:水分の吸収力を高める

糖分:水分の吸収速度を促進

 

大塚製薬 OS1(100ml当たり)

・エネルギー 10kcal

・炭水化物 2.5g

・食塩相当量 0.292g

・ナトリウム 115mg

・カリウム 78mg

・マグネシウム 2.4mg

・リン 6.2mg

・ブドウ糖 1.8g

 

ポカリスエット(100ml当たり)

・エネルギー 25kcal

・炭水化物 6.2g

・食塩相当量 0.12g

・ナトリウム 48mg

・カリウム 20mg

・マグネシウム 0.6mg

・果糖ブドウ糖液糖(糖分6.7g)

 

アクエリアス(100ml当たり)

・エネルギー 19kcal

・炭水化物 4.7g

・食塩相当量 0.1g

・ナトリウム 約40mg

・カリウム 8mg

・マグネシウム 1.2mg

・果糖ブドウ糖液糖(糖分4.7g)

・イソロイシン(肝臓の機能強化、血管拡張作用、筋肉強化、疲労回復)

・パリン(筋肉強化、疲労回復)

・ロイシン(筋肉強化・維持)

 

サントリー 天然水

・エネルギー 0kcal

・炭水化物 0g

・食塩相当量 0.002g

・ナトリウム 0.8mg

・カリウム 0.004~0.7mg

・マグネシウム 0.02~1.1mg

・カルシウム 0.1~2.4mg

 

ナトリウム成分量の記載ない製品については、

食塩相当量×1000÷2.54=ナトリウム(mg)で計算してあります。

 

熱中症の初期症状(めまい、立ち眩み、頭痛、足がつる、等)

があるときにスポーツ飲料を飲むと、

電解質のバランスが崩れて症状を悪化(脱水症状)させるとも言われている。

 

なので熱中症対策として、

・軽い普段の生活や激しい運動をしない場合

〇水

〇お茶(カフェインを含まないもの)

麦茶、黒豆茶、爽健美茶、ルイボスティーなど

〇野菜ジュース

(運動後の汗をかいた時にも適し、熱中症からの回復も早める)

汗をかいていない状態で経口補水液を飲みすぎると、

塩分だけ吸収されて水分が吸収されにくくなるので注意(塩分の取りすぎ)

スポーツ飲料も糖分の取りすぎになるので注意

・激しい運動をする前や運動中の場合

〇ポカリスエット、アクエリアスなどで水分や糖質、塩分などのミネラルを補給する

(疲れた後にはアクエリアスのほうがお勧めかも)

(ポカリスエットは風邪で食欲が無い場合の栄養補給として向いている)

(グリーンDA・KA・RAもアクエリアスと似た成分となっている)

・運動後、日中とにかく汗を多くかく場合

〇ポカリスエットイオンウォーター、アクエリアスゼロ

(ハイポトニック飲料のため水分の吸収が早い)

・熱中症の症状が出始めていた場合

〇経口補水液、OS1などで水分や塩分、糖質を補給する

 

ざっと書きましたが、別のシーンでこれは飲んではダメという事ではなく、

向いているというくらいで見てもらえれば。

 

熱中症対策として適さない飲料(場合によっては飲まないより飲んだほうが良い)

〇カフェインを含む飲料(利尿作用があるため)

コーヒー、お茶(カフェイン含むもの)

利尿作用だけでなく、カフェインの過剰摂取により、

めまい、興奮、震え、不眠、下痢、吐き気などの症状を起こす場合もある。

〇アルコール飲料(利尿作用があるため)

ビールは利尿作用で飲んだ量より多くの尿が排泄されるため、

よけい脱水状態になる危険性があるので適さなというより避けたほうが良い。

〇ジュースなどの糖質が多いもの

急激な血糖値上昇による肥満と、その後の血糖値急降下で頭痛やイライラの原因になる

〇牛乳

熱中症になる前ならば良いが、

牛乳は体を温める作用があるため、熱中症の症状が出始めていたら避けるべき

〇水(ナトリウムが少ない飲料)

予防としては水分を取るのは良いが、

症状が出てから水をがぶ飲みしていると低ナトリウム血症になる恐れがる。

(疲労感から頭痛や嘔吐、食欲不振、悪化すると昏睡や痙攣を起こす)

 

 

熱中症の症状

頭痛、めまい、立ち眩み、こむら返り、体に力が入らない、ぐったりする、痙攣、

体がだるい、吐き気、汗のかきかたが異常、皮膚が赤く乾いている、

まっすぐ走れない・歩けない、顔が火照る、体が熱い(手が冷たい)

呼びかけに反応しない、自分で水分の補給ができない

唇がしびれる、等

 

まだ7月が始まったばかりですが

水分補給をこまめにするのが大事なので猛暑を乗り切りましょう

 

おやすみ