忘れもしない小学6年生の俺。
鎌倉の海の家の着替え室、と言っても、1メートル×1メートルの小さな空間だが、そこに入りきりになって、釘が抜けた穴から隣の様子を覗き見していたっけ。
チープな作りだから、海の家の着替え室はすき間だらけなんだよ。
赤いビキニのナイスなおねいさんが入って着替えたのだが、あと少しで見えない。
非常に残念!と思いきや、表に出てきたおねいさんはノーブラに白Tシャツで透けていて、それはそれで非常にエロくてワクワクしたものだった。
もう汗まみれで夢中だったね。
中学1年生、夏休み前。
忘れ物を取りに教室に戻ると、誰も居なかった。
ふと、クラスのアイドル美沙子さんの机を見ると、彼女のプールバックを確認。
誰も居ないのをいい事に、中のスクール水着を引っ張り出した。
使用後だったらしく、しっとりと濡れていた。
いい匂いがした。
俺は衝動を抑え切れず、水着の股の部分をチュウチュウと吸ったのだった。
一物は一気に硬くなり、一触即発、触らずとも吹出しそうだった。
俺は慌ててズボンのチャックを下げ、一物を引っ張り出すと、美沙子さんの水着にたっぷりとぶっかけた。
ちょー気持ち良かったけど、すぐ正気に戻った。
あああ!どうしよう!
そうだ!水着を揉んで、出てきた粘液を馴染ませてごまかせばいいんだ。
美沙子さんゴメン!
でも、使用済みの水着を持ち帰らなかった美沙子さんにも責任があると思う。
ヒッピーのキャンプに参加した。
奥多摩の渓流に隣接するキャンプ場で俺たちはキャンプファイヤーを囲んで語り合ったりした。
ヒッピーの女の子たちは開放的で、気に入った男の子を誘うと、山の方へ消えていった。
俺とマニヨン野口以外、皆消えた。
残された俺は、同じ境遇のマニヨン野口と酒を飲んで、これからのロックのことを夜更けまで語り合って、飽きたところで寝た。
朝起きると、いつの間に来たのだろう、隣にはナイスなトランジスタグラマーな女の子が寝ていた。
しな座りの俺は彼女を観察した。
南国の香り漂う美しい寝顔に不釣合いな巨乳はノーブラだった。
ヒッピーがノーブラなのは、朝起きて顔を洗って歯を磨くのと等しくあたりまえの事だ。
起きるかも知れないと思いつつ、俺はTシャツの上から乳首の辺りを指でもてあそんだ。
寝ている彼女の意識とは関係なく乳首は立った。
下はどうなっているのだろう。
短いスカートを履いていた。
それを気どられない様に少しずつ捲し上げてパンツを見た。
きわどいハイレグのTバックだった。
それをじっくりと鑑賞していると、誰かの視線に気が付いた。
テントの外で上半身裸のイチローが、俺の行動の一部始終を見ていた。
アキちゃんがスピリタスで酔っ払った。
スピリタスは飲んではいけない種類の酒だ。
でもアキちゃんは飲んだ。へんなプライドだ。
で、俺はアキちゃんを後部座席に放り込んで、アキちゃんのマンションまで飲酒運転した。酷いもんだ。
気をつけて運転したにも拘らず、傍若無人なアキちゃんは後部座席でゲロを吐いた。
ゲロが気管に詰まると死んでしまう危険がある。
だから、俺は後部座席をゲロまみれにされた事よりもアキちゃんが死んでしまうかもしれない事を心配した。
ところがどっこい、アキちゃんはいびきをかいて、すっかり熟睡していた。
その様子を見て、俺はいささか憤りの気持ちが湧き上がり、その調子良い雰囲気に反旗を翻した。
「アキちゃん、起きて。ほら、おうちに着いたよ」
アキちゃんは起きない。
だったら目が覚める前にアキちゃんを丸裸にしてみよう。
写真も撮っておこう。
簡単だった。アキちゃんは何をしても起きなかった。
いろんな事をしたけど、ここで語るまでもないから語らない。
女の子はお酒を飲むにも節度を。自分の為にね。
俺らみたいな人間には酔っ払い位が丁度良いのだが。
誰か相手をしてくれ。
インターネットの影響で、何が一番普及したかと言えば、男女の出会いだろう。
掲示板やメッセンジャーは、遠く離れた二人を、さも身近な存在に錯覚させる。
だから、そんな二人は距離を隔てても強くつながっている。
インターネットの影響で、何が一番繁盛したかと言えば、二人が会うための交通手段である。
頻繁に遠距離を行き来するネットの出会い。だから、電車や遠距離バス、航空機の稼動する頻度は増えたはずだ。
自分の車で移動する人も増えたはずだ。今までは公共の交通手段でかまわなかった人が、会いたい人が居るから自動車を購入する。現に、人口は減っているのに自動車は増えているという。
電車の電量は増え、自動車、バス、航空機の石油燃料は消費され、出会いのせいで二酸化炭素は減るどころか増える一方である。
夜になれば多くのカップルが二酸化炭素を吐き出している。
インターネットのおかげで色んなものが省力化され、エネルギー効率が良くなった様にも感じるが、実際はエロが発展しただけだった。