ログアウトしてしまった為こちらのブログにて書き直していきます。
2021年の記事です。
宜しくお願いします。
覚醒下腫瘍摘出術とは、脳機能を温存しながら脳腫瘍を摘出することを目的とした手術方法です。手術中に麻酔から覚醒させ、機能を実際に確認しながら腫瘍摘出を進めることで、機能温存を図ります。
脳は、領域によって担う機能が異なります。これを脳の機能局在といいます。主な領域として、反対側の手足を動かす一次運動野、反対側の体の感覚を認識する一次感覚野、言語をしゃべるための運動性言語野、聞いた言葉を理解するための感覚性言語野などがあります。
これらの領域は、大まかには共通の場所が決まっており、教科書などでは綺麗に色が塗られたりして示されていますが、実際はその境界ははっきりしたものではありません。特に言語野には個人差があり、利き腕によって左右が異なっていたり、領域の広がりが異なっていたりします。また、高次脳機能においては脳のどの場所に位置するのかわかっていないものも多くあります。
手術中に全身麻酔で寝ていると、これらの機能が手術中に障害されているのか分からないという問題があります。特に言語機能に関しては、全身麻酔中に機能が障害されていないか確認する方法はありません。運動機能や感覚機能は、電気刺激を用いたモニタリング方法がありますが、その精度は100%ではありません。
そこで、覚醒下手術では腫瘍摘出中に目が覚めた状態で会話や手足の運動などを行っていただき、これらの機能が保たれていることを確認しながら腫瘍を摘出します。
当科では、術前、術中、術後の神経機能評価を、中央大学神経心理学研究室と共同で行っており、より細かく客観的に神経機能を評価しております。
重点的に評価する機能は、腫瘍の場所によって異なります。最も腫瘍に近く障害されやすい機能を重点的に術中に評価します。評価する項目は、個人によっても異なります。たとえば音楽家の患者様などは、楽器を演奏する機能が脳のどこに分布しているか全く分からないので、実際に手術中に楽器を演奏しながら腫瘍を摘出した事例もあります。
術前に練習でやった事。
動物が描かれてる紙を見て、なんの動物か答えます。犬の絵なら「犬」って。
手術は途中で起こされて、機能を確認しながらやるのです。でも本人は起こされた事や答えた事を覚えてなかったです。手術後も言葉のリハビリがありました。やっぱり脳を触るから記憶力に影響が出たりすると言われました![]()
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術後、旦那に親しい友達が誰なのか聞いてノートに書いて貰いました。迷うことなく名前を書きました。 でも姪達の名前が出なくて不安になりました![]()
思い返せば、私はいろいろと焦っていた様に思います。
記憶力については術前の事は私よりよく覚えてます。手術してからは物忘れも以前に比べて増えました。生活に特に支障はないのと何より本人の努力でかなり良くなりました。
2月に手術して、その時仕事は病休を取ってました。1ヶ月位で退院して3月には一旦職場復帰。4月には入院しての放射線治療の開始です。金、土曜は家で過ごしました。
入院中は特に食事制限がなかったので夕方に弁当を作って持って行き、面会時間が終わるまでずっと病院に居るのが当時の私のルーティンでした。
5月に退院して安心したのも束の間、今度は気持ちが沈みがちになっていきました。 まる1日、家に居ると良からぬ事を考えます。仕事もどうしようか。。って暗かったです。そんな時上司が顔を見せるように言ってくれて、運転は未だ出来ないので私が付き添ってファミレスで話しました。
上司は再度病休を取るよりも先ず、有給を消化してそれでも体調が優れないなら、又その時に考えたらいいと助言してくれました。そして一度職場に来てみたら?と。 話していて心が解れたのか旦那の表情は明るくなり、早速明日行くと言い出します
少しの間、旦那を職場に送ってから自分の仕事に向かいました。
上司のお陰で、病休も有給消化もする事なく仕事復帰出来ました🎵
抗癌剤治療は退院しても続きます。
④に続きます。