〇十年前、不思議なお姉さまと知り合った。
ある瞑想の合宿で、会った瞬間
「あなた、会ったことあるよね」と同時に思った。
以来、ずっとお付き合いが続いている。
その後、彼女の家に遊びに行った時の事、
今でも二人で「あれは あんたのせい!」と言い合ってる。
夜行バスで朝方到着、眠いのでそのまま寝かせてもらって、
彼女は買い物へ・・・・
事はその間に起きた。
ぐっすり寝ていた私の手や足を、誰かがクイックイッと
引っ張るのである。
(うるさいなぁ
)と思いつつ寝ようとするとまた・・・
そのしつこさと力の弱さにイラッとして思わず
「引っ張るならもっとしっかり引っ張りなさい
」
と、グイッと引っ張られて上半身に浮きあがったような感覚が![]()
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(えっ
)
次の瞬間、耳元でゴーッという風を切る音がして
浮きあがったように感じる体がぐるぐると回転するのだ![]()
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(待って!待って!)と考えてるうちに、寝落ち・・・・![]()
お姉さまが帰ってきて、目が覚めた私に
「何もなかった?
」と・・・・
「……誰かに手や足をやたらひっぱられた
」
と、彼女
「あら、やっぱり
」
私が、遊びに行くと連絡してからそれが出没するようになったと。
彼女の話によると
夜中に手首を掴まれてグイッと引っ張られたのだが、
それ以上何もしてこない
恐る恐る掴んでいるその手を指で探ってみたら
鱗が・・・・・![]()
三本爪が・・・・![]()
何故か直感的に「龍だ
」と思ったそうな
「まだ玉を取って来てない子供の龍だと思う」と彼女。
「アンタが連れてきたんだから連れて帰ってね」
「連れてきた覚えはない!」
「うちには今までこれはいなかった」
「うちにだっていないわい!」
でもそれ以後出没無しで二人で首を傾げておりました。
〇十年経った今でも、「あれはアンタのせい!」と
二人で言いあっております![]()