中学の陸上部。
気に入らなかったことももちろんある。

顧問が女性の素晴らしさ(出産とか)を訴えてきて、ぼくの一人称「オレ」を全否定してきたこと。
顧問は尊敬できたけど、それを聞かされて尊敬できなくなった。
いろんなこと知ってて、それらを提供してくれたこと、それは全否定された気がして無理だった。
中学生の世界なんて狭いからそんなものだろうとは思うけどな。

1年のとき、パソコンでいろいろ検索していたら「おっぱいを取った彼氏」のブログに出会い、印刷。
思った以上に印刷枚数多くてめちゃくちゃ焦った。バレる!って。
バレたんかバレんかったんかはわからんけど、その場は乗り切った。
結局そのデータ捨てたけどな。
(エコやないなー)
この時点で自分が性同一性障害やと思った。

プールは辛かったな。だって女子用の水着やもん。

多分2年のとき。FTM向けの服に出会った。
ごめん、なんか覚えてへんけど、胸押さえつけるやつ。
当時の僕からしたらとても高額だったが、購入。
到着後、ずっと来てた。
でも一着しかないから洗えなくて、とても汚かった… 臭かったかな?同時はそんなこと一切気にしてなかったけど。

追加で購入するのは数年後のことである。

自分が性同一性障害と思って、まずノンケである必要があると思っていた。そして部活の先輩を好きになった。
今思えば別に好きだったわけではなく、単なる思い込みだった。
無理矢理女性を性対象にしなければならないと思っていた。

中2のプール。学校の検診で都合よく眼病と言われ、特に処置もせずプールは一回も入らなかった。
水着の心配は全くなかった。
体育の担任は顧問やったから、自己申告してラン二ングしてた。プールよりも随分楽やった。