私の駐在妻生活を襲う「焦燥感」について考える | 子連れでマニラに住んでみる

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0歳と2歳を連れてマニラに引っ越しました。
2016年11月からBGCに住んでいます。

【注】
今回の記事は、お役に立てそうなマニラ情報は一切ありません。正直、ただの愚痴です。
それでもよろしければ、読んでいっていただければ幸いです。

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マニラに引っ越してきて半年くらいの時期から、でしょうか。


毎日、常に、
「何かやらなきゃいけない」
という焦燥感に囚われています。

「◯◯をしたい」
ではなく、
「何かはわからないけど、何かをしなきゃいけない」
という目的のわからない焦り。


手帳に何の予定もない1週間が始まると、特にその焦燥感は募り...。

友達とランチに行ってみたり、
行ったことないモールに用もないのに入ってみたり、
読んでくれてる人がいるかもわかんないのにブログ更新してみたり...。

そうやって「やらなきゃいけないこと」を何とか作り出して、せっせとこなしていたのです。



が。

何をしても焦燥感は消えない。


そうやってこれまで、何かに焦りながら、でもその理由がわからないままマニラ生活を送っていた私。


先日、ふと気づいたんです。


英会話教室に行くと、少しその焦燥感が和らいでる。


それで、ようやくわかりました。
この焦燥感の源が。


あぁ...
私が「やらなきゃいけない」と焦っていたのは「仕事」なんだな。


日本では、起きてる時間のほとんどは仕事してた私。
いわゆる“社畜”といっても過言ではないほど、働いていた時期もあった。
長男産まれてからは、残業はできないけどもちろんフルタイム。

その私が、「仕事がしたくてもできない駐在妻生活」に放り込まれて半年。
マニラでの生活に慣れ、余裕が出てきたとき、ついに仕事への禁断症状が出てきたんだと思います。

なぜ英会話教室で焦燥感が和らぐのかというと...
本帰国後に仕事復帰したときに(もしかしたら)役に立つかもしれないと思ってるから。
たぶん。


この南国・マニラの地で、しばらく会社と仕事から離れて初めてわかった。
私の自己評価の最重要ポイントって「仕事」だったんだなぁ。
“社畜”だった時期はお金払ってもいいから仕事から離れたいと思ってたときもあったのにな...。


それで、腑に落ちたのです。

友達とどれだけ遊んでも、
どれだけブログ更新しても、
習い事的なことやってみても、
それがどれだけ楽しかったとしても、

焦燥感がどうしても消えない理由。

それが仕事に繋がると自分で思えてないから、だ。


そして、さらに。

もし仮にいま、日本に戻って仕事に復帰したとしても、ちゃんと給料もらえるだけの仕事ができる自信がない。
こんなに長い期間仕事から離れてしまって...
しかも日本の状況に疎くなってきてて...
もう当時と同じ仕事ができる気がしない。
(子持ちというポイントもあるけど、今は別問題なので置いておく。大きなポイントではあるけど。)

それでも、やはり仕事はしたい。

“ブランク期間”が一日一日と積み重なっていく、この今の状況が焦燥感をさらに高めているんだと思う。




マニラ来てからず〜〜っと、自分に違和感を感じ続けてきたんだけど...。
その原因はコレだったんだなぁ。
たぶん。
大して長くもない駐在妻生活なのに。

仕事してないと落ち着かないなんて...
まさに社畜。
仕事以外に自己評価基準を見出せないなんて...
なんと柔軟性のない性格。


あぁ...

私つくづく向いてないなぁ...
「駐在妻」ショボーン



【2017.09.24追記】
私がマニラで「働きたくても働けない」理由は、事情によりまだ日本の会社に籍がある状態でマニラに住んでいるからです。
うちの会社は副業禁止なので...。

私のような状態でなく、かつ旦那さんの会社で奥様の就労を禁止していないなら、マニラでも働くことができると思います。

コメントいただいたsummergirlさん、マニラで駐在妻が就労を希望するなら具体的にどうすればよいか、ぜひ追加で教えてください!!
働きたくてもどうしたらよいか悩んでいる駐在妻さんがきっとマニラにもいっぱいいらっしゃると思いますので、ぜひよろしくお願いします。