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2024/ 6/ 3 14:11 更新
金星が太陽の向こう側を通過中です。太陽風は低速の状態が続いています。

担当 篠原

5月31日(金)の昼以降、
記事更新やフレアの案内メールが配信されなくなっていました。
学内で発生した停電が原因で
配信用のメールサーバーが停止したためです。
学校の機材であるため週末には対応することができず、
月曜日を待つことになりました。

今日の午前中に復旧しましたが、
その間に溜まっていたメールが一斉に配信されてしまいました。

3日間のメール停止と今朝の多数の配信について、
大変申し訳ありませんでした。
現在はメール配信は元に戻っていると思います。
この後の記事更新メールで確認したいと考えています。



宇宙天気の話題ではありませんが、
先月よりSOHO衛星の画像に金星が見える様になっていました。
LASCO C2では、5月29日から右端に見え始め、
今日、太陽を隠す部分に隠れて、一旦見えなくなりました。
この後、6月5日に太陽の向こう側を通過する「外合」になるそうです。

金星の外合は1.6年ごとに起きるのですが、

太陽と重なるくらいに真反対を通る外合は8年ごとで、
今回は2016年以来、そして次回は2032年
です。
なかなか珍しい見え方なので、
数日後に太陽の左から現れる様子を確認して下さい。



昨日のニュースで紹介した、
X1.0とM7.3のフレアの時に発生したCME(コロナ質量放出)は、
太陽の向こう側で発生したCMEが重なって見えているそうです。
spaceweather.comの6月2日の記事
そのため、予報が難しくなっている様です。


この後、太陽風がどの様に推移するのか、
明日以降の変化に注目して下さい。

3697黒点群は、その後は、M2.0の中規模フレアや、
C5.7、C5.6、C8.9など
Cクラスの小規模フレアを起こすだけになっています。
このまま静かになるのか、再び大きいフレアを起こすのか、
引き続き注目してください。



太陽風は、速度は300km/秒と更に低速になっています。
磁場強度は5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、小さく南北に変化していて、
AE指数は小規模の変化が時々発生しています。

SDO衛星AIA193ではコロナホールは特に見えていません。
CMEによる乱れが来なければ、太陽風は穏やかに推移しそうです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024-06-03 (Mon) 22:16 更新

 

 

 

 

 

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