昨日、中国児童教育支援協会を通じて、パートナー児童である開顔ちゃんからの手紙を受け取りました。
初めての、2枚にもわたるお手紙です!写真もこんなにたくさん入っていて・・・ヽ(*'0'*)ツ とっても嬉しい
りーゆえんさん:
お仕事は順調ですか?あなたの手紙を受け取ってとっても嬉しかったです。
私はあなたの写真を先生や友人たちに見せました。日本の桜はとても綺麗ですね。
前回、手紙に「私はあなたのところに行ってみたいです。お金がないけれど、あなた方の住むところの風景をきっと見なくてはと思います」と書いてきた開顔ちゃん。
そこで、3月に、川津桜の写真のポストカードにメッセージを書き、バスや駅のホーム、近所の商店街や、都内の風景、煮魚定食、我が家の様子、浴衣を着た自分など、日本の様子が分かるような写真をいろいろ送ってみたのです。それらを教室で、みんなと一緒に見てくれたみたいです。嬉しいなぁ
私は友人たちと撮ったプリクラ(大頭貼)を送ります。見てください、私の友人はみんなかわいいでしょう?
そのうちの一枚は、私が授業中、問題に答えている様子です。クラスの担任は、「あなたの進歩はとても大きい」と言いました。前学期は、まだ進歩しきれていないと評価されたのです。
彼女はわざわざこの写真を撮ってくれ、私が絶えずあなたとつながりを持ち続けるよう、励ましてくれました。
パウチしてある大きな写真のことです。開顔ちゃんの成長ぶりに、目を見張りました
支援を始めた1年以上前の写真では、短い髪をした、やせっぽちの女の子でしたが、今は長い髪をポニーテールにして、少しふっくらし、顔つきもだいぶお姉さんぽくなっています。
私が送った写真を、先生も一緒に見て、喜んでくれたのかもしれません。
写真に映っている開顔ちゃんの、聡明そうな横顔を見て、すっかり感激してしまいました。
私の住んでいる丹洲は、美しい小島です。学校に行くには一本の大河を渡らなければなりません。
風景を想像してみました。中国の人が「大河」というのだから、向こう岸が見えないほどの、海のように広い河なのでしょう。
柚子の木がたくさんあり、毎年この季節になると、柚子の花が開きます。道を歩いていると、花の香りがとてもかぐわしく、白い花がたくさんの蜂蜜を招きます。今年は花がこんなにたくさん咲いているから、秋が来たらきっと金色に輝く(金燦燦)柚子の実がたくさん収穫できるに違いないと思います。そのとき、あなたは食べに来ることができますか?これは特産物なのです!
こんなふうに、情景を描写する文章も書けるようになったことにも驚きました。今までの手紙にはなかった、少し難しい単語が出てくるようになり、勉強も頑張っていることがよく分かります。
開顔ちゃんの家は、柚子の島なんだ・・・。今度の秋は行けないけれど、いつかお金を貯めて、開顔ちゃんに会いに行けたらいいな、と思いました。
最後に、こんなかわいいことを書いてくれました。
私はあなたに一つ、相談したいのです。あなたをりーゆえんお姉さんと呼んでもいいですか?こうすると、もっと身近な感じがするから。私たちの距離は遠いけれど、私たちの心はずっとつながっています。
人とのつながりや、友情を大切にする中国人らしい心が、開顔ちゃんの中にも育っているようです。
今回のお手紙と写真からは、開顔ちゃんの成長ぶりが伝わってきて、とても感動しました。
どうかこのまま、友だちと仲良く、勉強も続けて、りっぱな大人になってほしいと思います