節約が大ブームの昨今、私も例に漏れず、家ごはん派です。
ほぼ毎日台所でなにかしら作っているのですが、最近、料理の腕が上がった気がしています。
今までは自分で味を判断する勇気がなく、ひたすら本に忠実に作っていたのですが、最近は自分で味を見ながら調味料の量を調節できるようになりました。
(腕が上がったといっても、こんなレベルですけれど・・・)
そんな中で、「塩・こしょう」の重要性にいまさら気がつきました。
塩・こしょうって、量が「適宜」と書いてある場合が多いのですが、
適当な量を使うと、料理っておどろくほど美味しくなるんですね
上記のように、私はもともと料理に対して、センスがまったくありません
テレビで山瀬まみさんが自宅で作った料理を見たときは驚きました。まるでレストランのようにきれいで、おしゃれなんです。夫と自分が食べるだけなのに。おまけにテーブルコーディネートもとても凝っていて。
料理に対して探究心のある人に憧れてはいるのですが、とてもそんなふうになれそうもありません。
見た目は二の次で、手間のかからない料理しか作れないです。
でも、味だけはおいしく作りたい・・・。
そんな私を感動させてくれた料理本がこれです
『毎日が豆腐主義』 大久保恵子著/高橋書店(¥1,575)
「豆腐料理ってこんなにおいしいんだ~!!」と、驚くこと請け合いです。
この本の特長は、
どの家庭にもある調味料だけで作れる。
しゃれっ気のない素朴な家庭料理。
誰もがおいしくいただける。
なのに、レシピが目新しい。
大豆製品が大好きな私は、最近ほとんど毎日、この本を見て豆腐料理を作っています。
私が今までに作ったものは、
【揚げ豆腐のねぎソース】
セロリときゅうり、揚げ豆腐(私は厚揚げを使用)をあえるだけ。生のセロリがこんなにおいしいとは・・・。
【豆腐ステーキ】
きのこをたっぷりのせて。豆腐の焼き目も最高においしいです。
【豆腐とキムチのとじ煮】
卵でとじます。キムチを使ってもやさしい味で、パクパク食べてしまいます。
【マーミナチャンプルー】
もやしと豆腐、かつおぶしだけのチャンプルー。すごくシンプルなのに、不思議においしい!!
もう、一品一品が、びっくりするほどおいしんです
ごくありきたりな材料しか使っていないにもかかわらず。
でも、手抜き料理というのでもなく。
どうしてこんなにおいしくなるのか、本当に不思議・・・。
なによりも、手間をほとんどかけずに、おいしく作れる。これが最高です
ちなみに、大久保恵子さんの麺料理の本も、とてもおすすめです
『手間をかけない麺食い主義』 大久保恵子著/高橋書店(¥1,575)