皆さんはアマゾンの「ほしい物リスト」をご存知でしょうか?
普通に買い物しているだけだと気にも留めないと思います。私は「今は買わないけどいつか買うかも」という商品の備忘用の機能だと思っていました。
ところが最近、Youtubeで動画の主さん(という言い方は変ですか?)が「ほしい物リストから贈っていただきましたー!!」と言って物を動画でお披露目しているのを複数回見かけ、『ほしい物リストのそもそもの使い方を私は勘違いしていたのか?』とモヤモヤしていました。
たぶん動画主さんがアマゾンの「ほしい物リスト」に挙げておいた欲しい物を見た人が自分で購入して動画主さんにプレゼントしたのですね。なるほど、ギフトか。ふーん。『アマゾン、抜け目ないな』と感心しておりましたが、さっき私もこの機能を初めて使いました。
Twitterで相互フォローしている方が最近、親子の野良猫を保護し、里親が見つかるまでご自宅で養育している様子(画像や動画)をツイートされていて、『立派な人だなぁ。でも、お金がかかるだろうなぁ』と思っていたのですが、その方が今朝、「アマゾンのほしい物リストに親子のお気に入りを追加しました」とツイート。
おおー、これだと思い、早速、いくつか購入してプレゼントしました。「ほしい物リスト」上に公開されるのは作成者の名前のみ。配送先住所や電話番号は非公開。送り主(=私)のプライバシーがどこまで開示されるのかはわからない。名前程度じゃないのかな。今後もこのシステムを使うならしっかり調べないとだめですね。
そういえば、Youtubeの動画のライブ配信でも、投げ銭(という言い方でよいのか?)方式で寄付されてますよね。よく視る猫動画の主さんは登録者が40万以上いて、先日のライブ配信ではひっきりなしに数百円から数千円が寄付されていました。この方、先日Yahooでも記事になっていて、ネズミ捕りに掛かった仔猫を保護してお世話をされている方。視聴者が応援したくなるのも納得です。
応援したい個人に手間なく気軽に寄付やギフトができるのもITやECが発達したからこそですね。ただ、親近感を持てる個人へのプチギフト的な寄付が増えると、自分とは遠いけれど大きな使命を持って活動している団体への寄付に影響しないか気になります。広報戦略、ロイヤルティ(忠誠、忠実)の高いリピーター化の巧拙が鍵になるのではないかと思います。
ところでアマゾンが「欲しい物リスト」ではなく、「ほしい物リスト」としたのには意味があるのでしょうか。ひらがなにすることによって「物欲」的なイメージが払拭されるような気がしないでもない。アマゾン...
それではまた。
週末から昨日まで三日間、ブログを2本書いた以外は寝たり起きたり。慣れないTeamsでのオンライン2日間研修で心身の消耗が激しかったようです。
クライアントさまから「ハイタッチはできなかったけれど、オンライン上でみんなの心が繋がった感じ」というコメントをいただき、今は元気復活。
昨日は女優の芦名星さんの訃報に驚きました。品のある美しさと安心して観ていられる演技力でこれからも幅広い役を演じていかれる方と思っていました。ファンでした。ご冥福をお祈りします。
逃げられなかったのかな、それしか選びようがなかったのかなと思ってしまいます。結局、周りは何もできないのかもしれない。近いからこそ言えない、相談できないこともありますし。まじめで責任感の強い人ほど辛い苦しい、助けて欲しいと言えないですものね。
心の不調や不安を周囲の誰にも言えない、言いたくないときの一つの選択肢として、「こころの耳」というサイトがあるのをご存知でしょうか。
厚生労働省の働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトです。ご本人、ご家族、部下がいる方、事業者それぞれに様々なサポートを無料で提供しています。
「初めての方へ」を読むとこのサイトで何ができるのかがわかりやすいです。こころの不調や不安について相談する窓口として電話、SNS、メールも開設されています。もちろん無料です。
メンタルヘルスのサイトはたくさんあってどれが良いのかわからないという方、とりあえず「こころの耳」を覗いてみるのも手だと思います。厚生労働省の委託を受けて一般社団法人日本産業カウンセラー協会が運営しています。
人事・労務のお仕事をされている方はご存知だと思いますが、それ以外の管理職の方にはまだ浸透していない印象を受けています。メンタル不調に関する知識はマネジメントの必須項目になっていますので部下のいるマネジャーの方々は一度サイトを覗いてみてください。URLを貼っておきます。
こころの耳(←クリックしたらサイトに飛びます)
それではまた。
昨日の続きです。今日はオンライン会議のアウトプットのクオリティーを高めるための工夫について書いてみます。
アウトプットのクオリティーを高めるうえで重要になるのが四つの鍵の4番目、「情報共有と合意形成のための視覚化」です。アウトプットとしてチームの意見をまとめるわけなので合意形成には時間をかけます。合意形成には視覚化が不可欠です。
昨日も書きましたが情報を共有するには聴覚より視覚の方が適しています。具体的にはTeamsやZoom等オンライン会議システムの「ファイルを共有する」機能を使ってアウトプット(例えばグループ討議結果のプレゼン資料等)を視覚的に共有します。
全員で同じものを見て議論することによって耳だけの議論と比べて格段に効率が上がります。リアルな対面式の会議でホワイトボードに書きながら議論するのと同じです。また、プレゼン資料のフレームワーク(枠組み。例えば報告する項目)を最初に書いておけば、今、自分達が議論すべき全体のどのあたりにいるのかを視覚的に把握できるので時間配分もしやすくなります。
ここで極めて重要になるのが書記役です。書記役はメンバーの発言を瞬時に書き言葉に変換し(つまり、話し言葉特有の曖昧さや非論理性を排除し)、簡潔な言葉でメンバーが伝えたいことを言語化し、発表の構成を考え、プレゼン資料を作ります。
司会進行役は議論の最初に「議論のフレームワークを決める」という重要な役割を担いますが、ひとたび議論が始まったら書記役を中心に議論が回っていくと言っても過言ではありません。書記役が議論のたたき台(グループ討議結果のプレゼンで使用する資料)をメンバーに提供しなければ議論は進まないからです。
しかも、合意形成と同時進行でプレゼン資料を作るので大幅な修正・変更はできません。資料を作り始めるときにある程度完成イメージを持っておかなければなりません。他にやることがないから書記でもするかというような受け身の意識では全く務まらない重要な役割と言えます。
ちなみに今回の研修ではワークの回を追うごとに各チームが四つの鍵の1(役割分担)、3(時間配分と議論の進め方)、4(合意形成のための視覚化)を洗練させていくご様子に感動を覚えました。
四つの鍵の2、「議論の目的の明確化(アウトプットの要件設定)」もアウトプットのクオリティーを上げるうえで欠かせない要素ですが、研修のワークでは議論の目的やアウトプットの要件は自明であることが多く、メンバーがそれを決める必要はありません。今回の研修でそれが必要になるのは5番目のグループ討議だけでした。2日間研修の集大成と言ってもよいワークです。
ワークのお題は、「大型投資案件のプロジェクトマネジメントのあるべき姿」。4つの管理項目から各チームが一つずつ選び、自由にテーマ設定してあるべき姿を提案していただきました。ただし、机上の空論ではなく、自分達の会社の組織分析、過去の大型投資案件の失敗分析を踏まえた現実的な提案になっていることが条件です。
グループ討議時間は20分。報告の場は役員会、報告の持ち時間5分、質疑応答3分という設定でした。それまでのグループ討議時間が45~60分だったのに比べると極端に短い討議時間です。
このワークの成否は、「役員会への報告であること、報告の持ち時間は5分しかないこと」の意味を汲み取って四つの鍵の2、「議論の目的の明確化(アウトプットの要件設定)」が出来るか否かにかかっていました。
2日間かけて自分達の組織を分析し、大型投資案件の管理項目とチェックポイントを考え、自社の過去の失敗事例から自分たちが陥りがちな失敗のパターンと再発防止策について検討を重ねたうえでの集大成のワークです。2日間の学びの全てを盛り込みたくなるのが人情というもの。
しかし、「全部盛り」をやるには報告時間も討議時間も足りません。このワークで問われているのは、「議論の目的とアウトプットの要件」を正しく設定できるか否か。あれもこれもの全部盛りではなく、選択と集中。つまり捨てる力(と言っても本当に捨てるのではなく、今は横に置いておくという意味)が問われていました。
受講者の皆さまが、大型投資案件の統括プロジェクトマネジャーとして、組織風土変革のチェンジリーダーとして、何を選び何を捨てるのかを考えるきっかけになればと思い設計したワークでした。
以上が2日間のオンライン研修を通じて得たオンライン会議のアウトプットのクオリティーを上げるコツです。リアルな対面式の会議にも当てはまると思います。参考になれば幸いです。
それではまた。