この事件、民主党に政権獲られたら困る自民と検察の陰謀に決まってるじゃん。
そこまでして政権にしがみつきたいか。
官僚たちも自民が下野したら困るだろうし、これからあらゆる罠を仕掛けてくるだろうな。


【小沢氏秘書逮捕】小沢民主党 賭けの「強行突破」
 公設第1秘書が政治規正法違反容疑で逮捕された問題で民主党の小沢一郎代表は4日、「何ら問題はない」との立場を貫き、代表にとどまる道を選択した。しかし次期衆院選での政権交代に王手をかけていた同党にとって「選挙の顔」を見舞ったスキャンダルのダメージは小さくないうえ、捜査の行方次第では小沢氏の強行突破が致命傷にもなりかねない。民主党は“爆弾”を抱えたまま走り出した。

 秘書の逮捕について、小沢氏は同日の記者会見で「不公正な検察権力の行使だ」と断じ、検察当局および、そのバックにあると主張する麻生政権と全面対決していく決意を示した。

 党内外で「辞任やむなし」の声も漏れている中、小沢氏を強気にさせているのは、秘書の潔白は証明できるという自信だ。「次期衆院選に政治生命をかける」と明言してきた小沢氏にとって、自らの陣頭指揮で政権の座を手元にぐっと引き寄せた自負もある。党執行部や小沢氏周辺も当初から「小沢氏続投ありき」の姿勢を崩さなかった。

 しかし、疑惑が晴れているわけではない。国会で小沢氏の「政治とカネ」をめぐる問題を与党側に集中攻撃させる大きな材料を与えた。衆院選に向けて上げ潮ムードだった党勢の失速も避けられそうにない。

 このため党内では少数派ながら、小沢氏に距離を置く議員の間では「グレーの代表はさっさと代えて新体制で選挙に挑んだ方がいい」(中堅)との声もくすぶる。すでに、後任候補に岡田克也副代表の名前も上がっている。

 輿石東参院議員会長は「これを機会に党内は強固に団結し、政権交代に向け弾みがつく」と強調したが、現実には執行部も含めて党内の大勢は当面、東京地検特捜部の捜査状況などの推移を見守るという姿勢だ。小沢氏の続投はいわば“執行猶予付き”という判断だが、時間を置いて「小沢爆弾」が炸裂(さくれつ)することになれば、党に与える打撃はより大きくなる。

 民主党のあるベテラン議員はこうため息をついた。

 「結果的に『壊し屋』の小沢氏に民主党もつぶされることになれなければいいが…。いまは小沢氏の説明を信じるしかない」(高木桂一)(産経新聞)