昔見た映画の中で、なんとなく記憶に残っている映画。
STORY
身重の妻ジョセフィーンと暮らすジャーナリストのウィル・ブルーム。彼の父エドワード・ブルームは自らの人生を巧みに語って、聞く人を魅了するのが得意だ。ウィル自身も幼い頃は父の奇想天外な話が好きだったが、年を取るにつれそれが作り話であることに気づき、いつしか父の話を素直に聞けなくなっていた。3年前の自分の結婚式にエドワードが息子ウィルの生まれた日に巨大な魚を釣った話で招待客を楽しませた時、不満が爆発する形でウィルは父に今夜の主役は自分であると訴え、仲違いが生じ、それ以来二人の不和が続いていたのだった。
そんなある日、母サンドラから父が病で倒れたと知らせが入る。ウィルは妻と共に実家へと戻る。しかし、病床で相変わらずな話を語り出す父と、本当の父を知りたいと葛藤する息子は理解し合えぬままだった。
父の荷物を整理していたウィルは古い証書を見つけると、エドワードの過去を聞くために、証書に名前の記された女性ジェニファーに会いに行く。ジェニファーの話から、これまで完全なほら話と思っていた話の中に実は真実が含まれていたこと、そしてエドワードが多くの人に愛され、妻子を深く愛していたことを知る。
by wiki
wikiだと最後ネタバレも入ってたので、割愛。
2003年の映画。監督はティム・バートン。
この映画を見たのは、事前予告がドラマティックに感じて、それで見たのを覚えている。ティム・バートンはナイトメアとかバットマン見てたので好きだったけど(近年のジョニーデップ系のものよりそっちの方が好き)、最初見た時はわからなかった。
でも、空気感とか、キャラクターの作り方とか、あと家の作り方がティム・バートンの作品は独特だと思うんだけど、改めて見るとそのまんまだった。もちろんキャスティングも。
ストーリーもきれいだし、ロマンチックでよかったんだけど、なんか最後間延びしちゃったな、、、もったいない。
人間性を綺麗に、可笑しく、すこし残酷に描くのがうまい彼の映画の作り方が、ちょっとバランス崩れちゃんたなーって思いました。綺麗にのところがちょっと強すぎた。
あまり恋愛映画が得意じゃないので って書こうと思ったんだけど、これは恋愛映画じゃないね。家族映画?
ファンタジー っていうのも、なにか違う気がする。
人によってとらえ方が変わる映画なのかな。
昔見た記憶では、キレイな映画のイメージだったけど、
今改めて見ると、改めて家族とか、父親とか、これから自分が生み出す家族とか、どういう人生を歩んでいったら、最後まで幸せになるのかとか、
自分の与える周りの人への影響、愛され方、そういうことを考えさせられる。
世界観を映像にするって、面白い。
