小説『少年と犬』は実話ではなく、東日本大震災をきっかけに飼い主を亡くした犬の旅路を描いたフィクションです
2011年秋、仙台で職を失った和正は、コンビニでガリガリに痩せた野良犬を拾う?
多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された?
和正は多聞を同行させ、窃盗団の運転手役の仕事をすると、多聞は和正の「守り神」になった?
多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた?
和正は家族を助けるため危険な仕事に手を染めてしまったが、やがて事件に巻き込まれ、多聞は姿を消してしまう?
【評価】
傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった?
あらゆる人々の心に寄り添う感動の物語は、読者のあいだで“現代版フランダースの犬”
と称されるなど大きな話題を呼んだ?
【映画化】?
★2025年3月20日(木・祝)に、
高橋文哉と西野七瀬のW主演で実写映画
『ラーゲリより愛を込めて』の製作陣が再集結し、人間と犬のかけがえのない絆を描いた、珠玉の物語を映画化!
ノワール小説の旗手として日本の文学界の先頭を走り続ける馳星周が2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、
現在までに累計発行部数50万部を突破している名作「少年と犬」(文春文庫)。
様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描いた6つのエピソードを綴った短編連作小説は、
犬好きも、そうでない人をも巻き込み、
読者の中では「現代版の「フランダースの犬」のようで泣いた!」と話題になりました。
大切な人に会うために岩手県釜石から彷徨ってきた1匹の犬“多聞”が、西の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流―― 。
全ての人々の心に寄り添う珠玉の感動物語がこの度、原作の複数のエピソードにオリジナル要素を加えて映画化となります。
“多聞”と共に旅をする青年・和正を高橋文哉が、“多聞”に命を救われる女性・美羽を西野七瀬が務めることが決定!フレッシュな二人が力を合わせて、人間と犬の絆の物語をスクリーンに描きます。
- そんな2人をW主演に迎えメガホンを取るのは、
- 『ラーゲリより愛を込めて』(22)、
- 『護られなかった者たちへ』(21)、
- 『糸』(20)、
- 『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、
- 『64-ロクヨン-前編/後編』(16)など、
- 骨太な社会派ドラマから恋愛物語まで幅広いジャンルで、
- 繊細で丁寧な演出に定評がある人間ドラマの名手・瀬々敬久監督。
- 企画・プロデュースは、
- 『黄泉がえり』(02)や
- 『余命1ヶ月の花嫁』(09)など、
- 切なく観る者に涙を誘う企画を得意とし、
- 『ラーゲリより愛を込めて』(22)では優れた映画製作者に贈られる藤本賞・奨励賞を受賞した平野隆。
- そして脚本は、<第38回日本アカデミー賞優秀脚本賞>の『永遠の0』、
- <第66回カンヌ国際映画祭コンペティシン部門>にも出品された『藁の楯』
- 家族の愛の実話を映画化した『ディア・ファミリー』(24)の林民夫といった実力揃いの3人が名を連ね、
- 『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『糸』(20)以来の、
- 感動の名作を生み出してきた<瀬々敬久×林民夫×平野隆>の最強チームが復活!新たな珠玉の感動物語がここに創り出されます。
- 『少年と犬』(しょうねんといぬ)は、馳星周による小説。
- 第163回直木三十五賞受賞作。6編からなる連作短編である。
- 東日本大震災で飼い主を亡くした犬の「多聞」とそれに関わる人々の物語を描く。
2025年に映画版が公開された。
構成
- 「男と犬」 - 東日本大震災で被災した宮城県仙台市を舞台に、 窃盗団に手を貸す和正と多聞が出会う。
- 「泥棒と犬」 - 窃盗団の一員であるミゲルが、多聞とともに新潟県に向けて逃走する。
- 「夫婦と犬」 - 富山県に住む中山夫婦が多聞を拾う。
- 「娼婦と犬」 - 滋賀県で娼婦の美羽が多聞を拾う。
- 「老人と犬」 - 島根県で猟師を営む弥一が多聞を拾う。
- 「少年と犬」 - 熊本県に住む内村が多聞を拾い、家族で飼うことを決める。
- ==登場人物==
書誌情報
馳星周『少年と犬』
単行本:2020年5月15日発売、文藝春秋、ISBN 978-4-16-391204-2
文庫本:2023年4月5日発売、文春文庫、ISBN 978-4-16-792021-0
受賞
2020年7月15日、直木三十五賞を受賞した。馳はデビュー作の『不夜城』で初ノミネートを受けてから23年、7回目のノミネートで受賞となった[4]。
コミカライズ
村上たかしによるコミカライズ作品が2021年8月21日から文春オンラインで連載され[5]、2022年6月28日に単行本として刊行された[6]。
- ==映画少年と犬==
- 監督 瀬々敬久
- 脚本 林民夫
- 原作 馳星周
- 製作 平野隆
- 下田淳行
- 刀根鉄太
- 辻本珠子
- 出演者 高橋文哉
- 西野七瀬
- 伊藤健太郎
- 伊原六花
- 嵐莉菜
- 木村優来
- 栁俊太郎
- 一ノ瀬ワタル
- 宮内ひとみ
- 江口のりこ
- 渋川清彦
- 美保純
- 眞島秀和
- 手塚理美
- 益岡徹
- 柄本明
- 斎藤工
- 音楽 小瀬村晶
- 主題歌 SEKAI NO OWARI「琥珀」
- 撮影 鍋島淳裕(J.S.C.)
- 編集 早野亮
- 制作会社 ツインズジャパン
- 製作会社 映画「少年と犬」製作委員会
- 配給 東宝
- 公開 日本の旗 2025年3月20日(予定)
- 上映時間 128分
- 製作国 日本の旗 日本
- 言語 日本語
2025年3月20日に公開された[7]。監督は瀬々敬久、主演は本作が初共演となる高橋文哉と西野七瀬[3]。連作短編形式の原作から複数のエピソードと映画オリジナルの要素を加えて再構成したものとなる[8]。
- キャスト
- 中垣和正:高橋文哉
- 須貝美羽:西野七瀬
- 沼口正:伊藤健太郎[9]
- 中垣麻由:伊原六花[9]
- 嵐莉菜[9]
- 木村優来[9]
- 栁俊太郎[9]
- 一ノ瀬ワタル[9]
- 内村久子:宮内ひとみ[9]
- 江口のりこ[9]
- 渋川清彦[9]
- 美保純[9]
- 眞島秀和[9]
- 手塚理美[9]
- 益岡徹[9]
- 片野弥一:柄本明[9]
- 内村徹:斎藤工[9]
- スタッフ
- 原作:馳星周『少年と犬』(文春文庫)[3]
- 監督:瀬々敬久[3]
- 脚本:林民夫[3]
- 企画・プロデュース:平野隆[3]
- 主題歌:SEKAI NO OWARI「琥珀」(ユニバーサル ミュージック)[10]
- プロデューサー:下田淳行、刀根鉄太、辻本珠子[11]
- 音楽:小瀬村晶[11]
- 共同プロデューサー:原公男[11]
- ラインプロデューサー:藤原恵美子[11]
- 音楽プロデューサー:溝口大悟、笹原綾[11]
- 宣伝プロデューサー:森田道広、西尾朱音
- 撮影:鍋島淳裕(J.S.C.)[11]
- 照明:かげつよし[11]
- 美術:露木恵美子[11]
- 装飾:大庭信正、佐原敦史[11]
- 小道具:柳澤武[11]
- 録音:髙田伸也[11]
- 編集:早野亮[11]
- VFXスーパーバイザー:高柳優斗[11]
- スクリプター:江口由紀子[11]
- 衣装:纐纈春樹[11]
- ヘアメイク:那須野詞[11]
- 助監督:木ノ本豪[11]
- 制作担当:森田勝政[11]
- 企画協力:文藝春秋
- 配給:東宝[3]
- 制作プロダクション:ツインズジャパン
- 製作:映画「少年と犬」製作委員会
- 脚注
- [脚注の使い方]
- “CiNii Books - 少年と犬”. Cinii. 2022年3月19日閲覧。
- “『少年と犬』馳星周”. 文藝春秋. 2022年3月19日閲覧。
- “高橋文哉×西野七瀬がW主演、
- 監督・瀬々敬久で人間と犬の絆を描く「少年と犬」映画化”.
- 映画ナタリー.ナターシャ (2024年7月15日). 2024年7月15日閲覧。
- “第163回「直木賞」は馳星周氏『少年と犬』 7回目ノミネートでついに受賞”.
- ORICON NEWS. oricon ME (2020年7月15日). 2022年3月19日閲覧。
- 『馳星周の直木賞ベストセラーを『星守る犬』の村上たかしが感涙コ
- 『少年と犬』が文春オンラインで連載開始!』(プレスリリース)株式会社文藝春秋、2021年8月24日。2022年3月19日閲覧。
- 『直木賞受賞作を村上たかしが感涙コミカライズ! 『星守る犬』『ピノ:PINO』の名手が描く『少年と犬』、6月28日(火)より発売』(プレスリリース)株式会社文藝春秋、2022年6月27日。2024年11月3日閲覧。
- “映画「少年と犬」初映像となる特報到着、悲痛な表情で叫ぶ高橋文哉と涙を流す西野七瀬”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年11月8日). 2024年11月8日閲覧。
- “高橋文哉&西野七瀬が初共演、直木賞受賞作『少年と犬』実写映画化 監督は瀬々敬久【コメントあり】”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年7月15日). 2024年7月15日閲覧。
- “高橋文哉×西野七瀬『少年と犬』に斎藤工、伊原六花、伊藤健太郎ら出演 新予告も公開”. リアルサウンド映画部. blueprint (2024年12月25日). 2024年12月25日閲覧。 “SEKAI NO OWARI、映画『少年と犬』主題歌を担当 最新予告映像&本ポスターも公開”. ORICON NEWS. oricon ME (2025年1月23日). 2025年1月23日閲覧。
- “少年と犬:作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2025年1月23日閲覧。
外部リンク
- 小説
- 『少年と犬』馳星周 | 単行本 - 文藝春秋
- 『少年と犬』馳星周 | 文春文庫 - 文藝春秋
- コミック
- 『少年と犬』馳星周 村上たかし | コミック
- 映画
- 映画『少年と犬』公式サイト
- 映画『少年と犬』公式 (@shonentoinu_mv) - X(旧Twitter)
- 映画『少年と犬』公式 (@shonentoinu_mv) - Instagram
- 表話編歴
第163回直木三十五賞
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ここからは別コンテンツです
実は今日は地下鉄サリン事件から30年でもあるのですが、東宝映画からはかけ離れますのふで別記事でかきます。
最終更新 2025年3月20日 (木) 00:28 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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