増えてきた薬の数 #13-2 | けんた社長のひとりごと(ALS患者の日記)

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2019年3月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)の確定診断。それからいろいろありました。これまでのこと。これからのこと。今起きてること。中年おじさんが話します。

増えてきた薬の数 #13-2

ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されたのが2019年3月、それから約3年9ヶ月、人生は大きく変わりました。生活のすべてがベットの上になりました。

ALSと診断されるまでは、特に持病もなく、定期健診でも要再検査になることもなく、当然ながら薬を常時服用することもありませんでした。病院のお世話になることもほとんどなく、年1

回風邪をひいて喉が痛くなり、行くか行かないかのレベルの話でした。

 

この病気と診断を受けてしばらくは、ALSの薬のリルテック(リルゾール)を毎朝と夕の服用。

それ以外の薬の服が増え始めたのは、病気の進行により、身体の様々な場所が動かなくなり、他人の手を借りなければ、日常生活に支障をきたすようになり始めたころからです。

 

仕事は休職し、日常生活の多くの時間をベットの上で過ごすことが多くなってきたころ。

 

 

そして今、6種類の飲み薬、5種類の塗り薬、合計11種類の薬を使用してます。

 

あらためて、数えてみてビックリ。

飲み薬は嚥下障害で経口で服用出来ないので、水に溶かし、胃ろう経由でシリンジで注入してます。

錠剤で溶けにくいものは、薬剤師さんが粒状にしてくれます。

 

当たり前なんですが、よくよく考えたら、人間動くことを前提に生きているので、体を動かさなくなって生じる不具合って、あちこちに出てきますね。

まあ、ALSがそういう病気ですものね。

ちなみに飲み薬のうち二つはモルヒネと抗不安薬ですね。

ゴールが見えてくるころになって使う薬かな。

 

これだけ薬を使っていると、お薬カレンダー必須ですね。

あと、妻がやってくれていますが、このお薬カレンダーに週一回、薬をセットするのも大変そうです。感謝です。

 

これだけの薬を使っていると、効いているのか、効いていないか分からなくなってきますね。

アラフィフでこんなにも薬を使うとは。

これもまた、この病気の現実

 

 

(このブログについては、自分の対応できる範囲の中で書かせていただいております。そのため、自分を含む個人、法人、団体、組織、などの特定につながるような情報は記載しておりません。ご了承ください。そのため、わかりにくい内容になる場合があります。)