ロシアで生きる

ロシアで生きる

ロシア留学10か月、その記録を残していこうと思います。

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今年の夏から僕は日本にいません。ロシア・モスクワ大学で10か月間、留学です。このブログにその留学の記録を残していこうと思っています。少なくとも、到着して一週間ぐらいは続けようと強く決意しています。

ところで、日本国籍者がロシアへ渡航する場合、ビザの取得が必要です。なので昨日、大使館にビザの申請をしに行ってきました。
大使館は東京の神谷町駅の近くにありまして、共にロシアへと発つ友人のYと駅で待ち合わせて夏の日照りに焦がされながら大使館へ向かったわけです。
余談ですが、この時、僕は「向こうに行ってから日光足りなくなるから今のうちにチャージしておこう」と考えていたのですが、人間にそういう機能ってないだろうなと今になって思いました。人間無理やりポジティブになろうとすると狂気に陥るものですが、狂気を是認する世の中の風潮に則り、今後の記事でもこのような無理やりなポジティブさを押し出していこうと思います。
集合時刻は11時過ぎでした。ビザの申請が12:30までだったので早いほど良かったのですが、ビザ申請に必要な証明写真を撮ろうとカメラのキタムラに寄ったらまだ開店しておらず、めちゃくちゃ暗い海浜幕張のモール内でぽつんと待機させられる羽目になったためこの時間になりました。
とは言っても一時間半はあるし、と余裕ぶっこいて意気揚々と大使館に入って行ったら、結構人が待っていまして、なんやかんやで時刻がギリギリになってしまいました。
ここで僕は先ほどカメラのキタムラで撮った証明写真をビザの申請書に貼り忘れていたことを思い出し、クリアファイルから申請書を取り出しました。
で、ここでYが気が付くわけです。
「お前これ……」と言われて記入欄を見てみると、そこには正確無比、無慈悲なる活字でこう書かれていました。

"MOSCOV"

あまりにもひどいスペルミスです。正しくはMOSCOWなんですね。一瞬でポジティブシンキングが吹き飛びました。いかなる理由があれども弁護のしようがないです。
一応、弁護は諦めるとしてもミスの原因自体は考えました。まず日常的に英語よりロシア語のほうが使う機会が多いがために英語のスペルを綴ることに不慣れすぎたことが第一ですね。最近はアルファベットを見ているとちょっと変な気分になります。キリル文字を見ていても何故か興奮が湧き出してくるというちょっと変な気分になるのですが。
理由その二は入力していた時刻が午前4時頃だったことです。眠すぎて朦朧とするような、明らかに重要書類を入力するには向かない健康状態にあって、推敲をしようと考えることは出来なかったようです。「帰りてえ」とずっと考えていました。いや、家のパソコンでタイピングしながらなんですけど。

この「悲しみのV」以外にも色々とミスが見つかりました。
「ロシアで有効な保険に入っていますか?」という質問を何故か「ロシアの保険会社に入っていますか?」と読み違えてドヤ顔でnoと答えていたり、「ロシアを出入りする回数は?」という質問に対して、滞在中に海外旅行をする気満々なのにドヤ顔で「1回」と答えていたりと、もう本当にこの申請書を生み出してしまったネジの飛んだ頭が自分のものであることを心底憂いました。
正しく入力出来ていたのは見たものをそのまま写しただけの向こうの大学の住所、それに自分か男か女かの欄ぐらいでしたね。女の子になりたいと思ったことは幾度もありますが、夢と現実を混同するほど意識が混濁していた訳ではなかったというわけですね。でもWとVの違いは判別できないという状態。幸せになりきれない、辛い朦朧状態だったようです。
ともかく、こんなしょうもないミスのある申請書じゃ通らないだろうし通ってしまったら大使館ガバガバすぎて逆に不安になる、ということで電話をかけて申請書の内容に誤りがあることを伝えようとしました。
コール状態で10分待たされ、挙句電話切れました。大使館ガバガバすぎて不安になりました。
果たして僕は無事ロシアに行けるんでしょうかね。
11日がビザの受取日と言われましたので、その時にまた続報を掲載しようと思います。
それでは今日はこのぐらいで。