うちの親子犬2匹のうちこどもの1匹は

ニキビができやすいです。

それで、どのニキビが問題があって、どのニキビが問題がないのか

よくわからないまま、

何度か腫瘍専門の病院に行っていたのですが。

あるとき、いつもの先生がいないので、ベテランの先生にお願いして

診てもらったところ

問題のあるなしの判断についてざっくり教えてもらいました。

なんでも、

「真っ白の腫瘍は基本的に問題ない。

 しばらく見ていて、全く大きくならない腫瘍も問題ないものが多い。

赤みがさしていたり、大きくなるような腫瘍は一度検査して様子を見たほうがいい」

ということでした。

そして、歯茎の腫瘍の場合、単なる歯槽膿漏や模様なのかそうでないのか、

の違いの一つは


「問題がある場合は、のどの方に兆候が見られる」

ので、それも判断の一助になるらしいです。

歯茎の場合はやはり危険な場合が多いので

ちゃんと見てもらった方が安心ですが。


結局のところ絶対大丈夫、ということはなく

プロにまかせるしかないのでしょうが、

ニキビを見つけた時の、見当をつけるときに

参考にしています。

うちの犬は親子飼いなのですが、

双方とも、それぞれ別の時期に前庭疾患になりました。


母犬のときは、眼振と、回転運動の症状(家の周りを同じ方向にぐるぐるまわる)

と、吐き気、食欲不振のほかはそれほど重篤な症状もなく、

ひどい時もそれなりに歩けましたし、10日ほどで斜頸以外の症状は取れたような記憶がありました。


しかし、子供のほうの犬(13歳)の前庭疾患で

「やらなければよかった」看病があったので、書き残しておきます。

ちなみに今は、斜頸が少し残っているもののほぼ全快しています。


前庭疾患の兆候を始めて見たのは、

膝丈くらいの椅子から降りたときに、足元をふらつかせたことでした。

それから数時間後、吐いてしまい、

寝床に戻って食事に呼んでも来ないという風だったので

心配して見に行ったら、眼振していました。

それで、おそらく前庭疾患だろうと思いました。


本来ならば、ほかの病気を排除するために、

一度獣医さんに診てもらうべきなのですが、

母犬が車酔いをきっかけに前庭疾患になってしまったこともあって、

車に乗せずに家で様子を見たほうがいいだろうと考え、

家で寝かせていました。


全く食べられないまま、たまにトイレに庭に出る状態で

丸3日が過ぎたのですが、

どうしても気になるのが、寝ついて以降、まったく便が出ていないこと。

外に出すたびに便を出そうと力むのですが、

全く出てきません。

どうにもそれがかわいそうになり、

いろいろマッサージをしてみたり、

こどもでも飲める下剤を飲ませた(第1の失敗)ものの出てこなくて

いろいろ考えた結果、

お湯で浣腸をしてみたらどうだろうと思ったのです。

それで、近所の薬局で浣腸に使えそうな用具を見たのですが売っておらず、

とりあえず赤ちゃん用の浣腸を買って帰り、

様子を見ていました。


しかしやっぱり便が出ないので、赤ちゃん用の浣腸を使ってみることにしました(第2の失敗)。

主成分はグリセリンなのですが、半分ほど注入しました。

その結果、便意は催すものの、一向に便が出ず、

犬が苦しそうにし始めてしまいました。

病院は終わっていたのですが、近所のお医者さんに電話して、

出てもらって相談したところ

「便がで切れば、便意はおさまるはず」

ということで、とりあえず様子を見て、おさまらければ夜間病院に行ってくれ、とのことでした。

しかし夜間病院が始まるのは9時。

血便が出るばかりで、苦しそうなのは収まらず、

どうしていいかわかりませんでした。

この近所の獣医さんに相談した時は、わたしは会陰ヘルニアであることは関係がないと思っていましたし、

この子が会陰ヘルニアであることは遠くの腫瘍専門の獣医さんしか

知らなかったことで,近所のお医者さんの診断は無理もないことでした。

後、このとき知ったのですが便は食べかすなので、数日間出なくても構わないそうです。

(尿は別で、でないとだめだそうです。)


その後、寝ていても断続的に力むので、

夜間病院に電話し、症状と会陰ヘルニアであることを伝えてみました。

診断は、夜間病院に来れば、便を指でかき出す処置をすることになる、ということでした。

今まで奥から古い便が出てきて、スライド式に排便していたのですが

ものを食べていない今は、人の手でかき出してあげるしかないということで。

会陰ヘルニアなので苦しいと思います、とおっしゃっていました。


しかし苦しそうにしているのに、車に乗せる(40分近くかかる)と余計症状がひどくなりそうで、かわいそう。

ということで、意を決して便を素人の私が書き出すことにしました(真似しないほうがいいと思います。)


手袋をして、有機ホホバオイルを指先に塗り、

おしりに手を入れてみると、押しずしのような感触が。

どの辺が便で、どの辺が直腸なのか全然分かりませんでしたが、

とりあえず指をそっとまげて、指についてきた便を取り出し、

広告になすりつけて、またオイルを垂らした指をおしりに入れる、ということを何回かしました。

そうしていると、奥から便が出てくる感覚があったので、

出てきたのを指ですくって出す、というのを10回ほどでしょうか、しました。

一度犬が暴れて中断しつつ、また10回ほど同じことをくりかえしたところで

奥から便がでてこなくなり、そこでやめました。


やめると、犬が外に行ってまた力むので、

もう一度ゆびをいれたところ、下痢便が少したまっていました。

とりあえずそれをある程度掻き出して、もう犬を庭には出さず、

寝かしつけました。

もう力むことはやめていました。


翌朝、庭に出るとまた力むので、もう一度おしりに指を入れてみると、

やはり下痢便がすこしあるだけだったので、

また寝かしつけました。


そこから5日ほど、ものも食べず、ただひたすら耐えるように寝続けました。

庭にトイレに行くと、また力んで血がぽたぽたでてくるので、

1分以上力んで出ないときは、抱え上げて部屋に戻しました。


発症から8日目くらいから、食べてないせいでしんどいのかなぁ?

と思うようになり、

ぶどう糖(溶けやすいよう粉にして押し固める加工された青いパッケージのもの)

を一日3粒の量(13kgの犬で)を砕いて、

ちょくちょく口の中に入れました。

ちょっと水を含ませて、どろっとしたものを口の中に入れて

唾液と一緒に飲むような感じにしました。


それから2日後、発症から10日後、やっと顔をあげて「ふせ」の姿勢でいてくれるようになり、

霧島鳥というレトルトのパックの鳥の肉を取り除いたものを食べるようになりました。

そこから、少しずつ、肉をつぶした霧島鳥やハムなどを食べるようになり、

発症から2週間で、なんとかハーネスで体を上に引っ張ってバランスを取りながら

散歩に出られるようになりました。



長く書いてきてしまいましたが

会陰ヘルニアの場合

ご飯が食べられないときは、決して独断で処置をしないほうがいいと思いました。

お医者さんと様子と相談して様子を見たほうがいいんだと思います。


便がでなくても大丈夫な場合もあるだろうし、

掻き出す必要があるときもあるのかもしれません。

ただ、素人判断は危険だということを思い知らされました。


 血小板減少症のその後について触れておきます。

 ピルの飲用をやめて一か月たち、

1月中旬に血液検査をしたところ、

まだ2.3×10の4乗という値でした。

 血小板数は13万以下が一般的に異常値と表記されます。

 2.3というのは私が血小板減少症と発覚した時と大体同じ、

ステロイド治療を毎日5ミリ(プレドニン)にまで下げて様子を見たときと大体同じ値でした。

 つまりあまり何も変わってない。

 体感的にはかなり出血班はでなくなってきていたのですが、わからないものです。

 何かまだ原因があるねということになり、もう一度オーリングテストというか、

指をOにまげて、体に問いかけ、指に力が入るかどうかをみるテストをしたところ、

毎日飲んでるミックスキャロットジュース(某協同組合製)と、

ホットケーキミックスとおからを使った手作りドーナツ

が原因であるという結果に。

 農薬や添加物、乳製品(これは子宮内膜症防止のため引き続きやめている)

がだめだということで、体に安全そうなものを一応チョイスしたつもりが、

野菜ジュースは除草剤に、ドーナツはベーキングパウダーに

身体が拒絶反応を起こす原因があるようでした。

 また脾臓に有害物質がたまっていて、血小板が破壊されているということがわかり、

対処として私の場合、十味敗毒湯が適切とのことで(これも指の筋力テストできいた)

毎日朝晩1包ずつのむことになりました。


 言われた通りおとなしく2月はすごしました。

 農薬が原因に挙げられましたが、

食事の野菜については洗いはするものの特別な処理はしませんでした。

 コメは手持ちのが古くなっていたこともあって、

農薬除去の意味もこめて昆布でつけていました。

ピカってしておいしくなります。

 ジャガイモを食べるときまって頭が痛くなるのでジャガイモはやめ。

 自分はこれに弱いらしい。

 あと解毒スープをデトックスデトックスと思い2週間ほど飲んでいました。

つくるのが面倒なのでギブアップしましたが。

 途中ひまし油を大量に手に入れる機会があったため

2回ほどひまし油湿布というのを脾臓に

(というかひまし油湿布はどこが悪かろうと脾臓があるところにするものらしい)

してみましたが、あまりに苦手なにおいと服につく気持ち悪さでギブアップでした。


 そして3月上旬、頭痛とふらつきでかなり体調不良ななか、

予約していたので病院にいき、

血液検査をすることに。今はかったら絶対少ないって!!

と思いつつ採血しました。

 体調悪いと結構出血班が翌日出るんで、

体調によって血小板数は変わるのかなと思っていましたが

実際どうなんでしょうか。よくわからん。

 

 結局翌週結果を聞きに行くと、9.3万個になっていました!!

 病気になって以来初めての高値です。ステロイド30ミリ飲んだ時とほぼ同じ値。

 これくらいだとまだ低めではありますが、これまでみてもらったほかの医者の話を総合しても、

この値であればもう問題ないようです。

 これからどのくらい平常値に戻っていくかわかりませんが、

完治の兆しが見えてきて一安心。

 自分の体が食べ物にいかに反応しているかよくわかりました。 

 十味敗毒湯やもうやめてよいらしい。


 先生によると、自分が食べてよいものかどうかは、直感で判断、味(本当においしいか)で判断、

値段やもったいないなど余計な判断を入れないで、

吟味して選び、食べるときは感謝して食えといわれました。

違和感を感じたらすぐやめるようにと。

 これがかなり難しく、添加物が入っていないし(膨張剤も入っていないもの)

とってもおいしい!!と思っていたかりんとうで異常に脱毛したり、

もらった手作りパンで胃炎になったり

食べ物は本当に苦労します。


 今のところそんな状態です。