背中に回っていた手が
私の右手を優しく握り
真っすぐな強い目が私の曲った弱い目を見る
完全に迷いのない目だった
潤「雪乃の生きる意味にはなれませんか?」
少しかすれて
でも優しい声が
私の耳に真っすぐ聞こえてくる
潤「おれと生きてみませんか?」
「潤さん・・の生きる・・意味は・・?」
潤「雪乃のそばに居ること・・」
「私も・・生きられるかな?」
潤「うん・・きっと大丈夫・・雪乃なら生きられるよ」
抱きしめてくれた
潤さんの腕の中は
温かくて優しい・・
初めて感じた
温もりというやつだ・・
潤「このマフラーあげるから」
潤さんはチェック柄のマフラーを
私の真っ白な首に巻き
頭をなでた
潤「雪乃の生きる意味は?」
「潤さんと・・幸せに生きること」