ー りょう子 side ー
『うっ』
『ど、どうしたの!ウニョク!』
久しぶりにウニョクとデートをしていて。ドンヘくんから電話がきたってゆーから。進学して。なかなか会えないのはお互い様。少しだけいい?もちろん。申し訳なさそうにしながら、蕩けるような笑顔を見せるウニョク。だったのに...
『ど、ドンヘくんが...』
さっき一緒に手入れしたばかりの、きれいな手で顔を覆ってしまう。あわてて放置されたスマホをのぞきこむと。そこには。フィルターを使ったのか、無邪気にハートを連発するドンヘくんのドアップがあった...
甘い...甘すぎる...