※年末なのでテコ入れ実施中

※一年寝かせたよ(・・;)


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ドンへ side



『変わりないな』


うん。診察を終えて。仕事道具を片づけているシウォンの前に、コーヒーを置いた。お、サンキュ


『ウニョクは...』


自分の前に。ウニョクも見てもらっていた。シウォンとしては。そっちの方が気になるんだろう


『少し乾燥が気になるな』


調整は難しいだろうけど。湿度と温度に気をつけて。うん...わかってる。最大限、尽くしても。限度はある


シウォンは、俺の主治医だった先生の息子で。病院暮らしの長かった俺とは、幼馴染みたいなものだ。いまは跡を継いで。俺を診てくれている。宇宙飛行士になりたいって、ずっとゆってたから。医学部に進学したときはびっくりした


体力もついて。だいぶ良くはなったけど。季節の変わり目は体調を崩しやすかったりするから。それを心配して。定期的に診察に来てくれる。ウニョクのことも一緒に


『まとめて面倒みた方が楽だろ』


そのために。ヒューマノイド専門の資格も取ったんだ


『やることはそんな変わんないんだよ』


なんて。簡単にいうけど


『俺たちの現場はもちろんだけど』


介護だったり。看護だったり。遊び相手だったり。ヒューマノイドを側に置いてる患者も多いしな


『ヒューマノイドの好不調が、影響することもあるんだよ』


だろうな。俺みたいに





《つづく》


※きのーの更新です