ヒョクチェとやったモデルのバイトはたのしかった。びっくりしたけどバイト代ももらえた。それから何度か誘われて


『ドンへとのコンビ、評判いーんだよ』


ヒョクチェがそーゆってくれたから。うれしかったけど...もれなく勉強時間は削られて。模試の点数はさんざんだった。元々、いーほーでもなかったけど


《試験は何度でも受けられるけど、それだけ入学も卒業も遅れるんだ》


シウォンに言われた。そのとーりだ。ボクが慎むべきだったんだ...


久しぶりにジムで会って。勉強しなきゃなんないから、しばらくバイトは手伝えないってつたえた


『認定試験か...スヌンも受けるんだもんな...』


ごめんね...せっかく誘ってくれたのに...謝るなよ。俺のほーこそごめん。学業優先だろ?留年した俺がゆーことでもないけど...がんばれよ。うん...ありがと


『そーだ!ドンへ』


ん?ヒョクチェが。きらきらと目をかがやかせながら。志望校きまってなかったら、俺とおなじ大学にしろよ。え...


『そしたら少しだけど、一緒に通えるだろ』


俺も大学行く張り合いになるし。バイトもしやすいし。う、うん!そーする!


『俺、留年しといてよかったかも』


ヒョクチェがそーゆって笑うから。ぼんやりしていた大学生活が。急に現実味を帯びてきた



《つづく》