※ドンへのメイドんときの源氏名かえました。パダ→トヘ
※とりあえず話しすすめました
****************
ドンへ side
『トヘ。お出迎えおねがい』
はーぃ
ユニフォームにきがえてたら声がかかった。みんなおもてなしについてるのかな
ユニフォームは何パターンかあって。そのときの気分でえらぶ。きょーはテッパンのメイド服
『お。今日はトヘか。当たりだな』
あ、ヒニムだ。いらっしゃいませ。スカートのすそをつまんでポーズをとる
お出迎えどころか勝手に席についていて
アニメのキャラが描かれたTシャツにおっきなサングラス。ジャージにサンダル。無造作なウェーブヘア。まるで近所のコンビニにでもきたような
『ふふ。ありがとうございます。ご注文はいつものでよろしいですか?』
おぉ。注文をとおしてテーブルにもどる
基本、俺たちは席にはすわらない。おもてなしするときは立ったままか片膝をつくか。どちらかだ
『どうだ?最近は』
ヒニムがいじっていたスマホをテーブルにおいた。その問いは俺にたいしてではない。この店のことだ
たまにふらっとあわられるこの客が、店側の人間だとしったのはつい最近。何年か前までは店にたってたんだって。No. 1執事として
いまはキャストのスカウトや、SPよろしくこうして店の偵察をしてる。実は俺もヒニムにスカウトされた。そのときは髪もまとめてちゃんとスーツを着てたけど
ヒニムの正体をしってるのは一部のひとたちだけで。俺はすこし前にやめた先輩に代わって、定期的に店にくるヒニムに、お客様やキャスト、お店の内外の様子を世間話をよそおって伝えている。誰彼でもいーわけじゃなくて、勤務状況とかお客様からの評判とかも考慮されるんだって
『ほんとはもっと目立たないやつのほーがいーんだけどな』
ま。お前、くち固そうだし
ヒニムはコーヒーを好まないのでいつも紅茶をサーブする。オーナーこだわりの茶葉は日替わりで何種類かからえらべる
俺の注ぐ紅茶をのみながらしばらく話しをして
ヒニムは基本的に指名しないので、そのときついたキャストはマニュアルに則って接客しているか、チェックされることにもなる。スパイみたいなことをしてる俺だって例外ではない
『じゃぁ、またな』
店をでていくその背中に
『いってらっしゃいませ、ヒニム』
お早くおかえりくださいませ
マニュアルどーりに声をかけた
《次の開店をおたのしみに》
※うまくいけばメンバー全員だせるかも←初
※でもその紹介だけで年越す気が…
※いい夫婦の日の7並びが地味にうれしかったです
※きのーの最終更新です