こんにちは、佐助です。
D2Cブランドを立ち上げて3年。
OEMで商品を作り、SNSを軸に販売してきた中で、
よく聞かれるのがこの質問です。

 

ドロップシッピングと在庫販売、どっちがいいですか?

結論から言うと、
どちらが正解かではなく、“どのフェーズでどう使い分けるか”が重要です。

今日は、実体験ベースでこの2つの違いと、
これからのECで勝つための考え方をまとめてみます。

■ ドロップシッピングの魅力と限界

まずはドロップシッピング

簡単に言うと、
「在庫を持たずに販売できる仕組み」です。

注文が入ってから仕入れ・発送を行うので、
初期リスクが圧倒的に低いのが最大のメリット。

僕自身も、ECを始めたばかりの頃は
この形でテスト販売をしていました。

メリット

・在庫リスクゼロ
・初期費用がほぼかからない
・商品テストがしやすい

ただし、やっていく中で感じたのは、
「続けるほど難しくなるビジネス」だということ。

デメリット

・他社と商品が被りやすい
・価格競争になりやすい
・発送や品質のコントロールが難しい
・ブランドが作れない

特にSNS時代では、
“どこでも買える商品”は一瞬で埋もれます。

いいねはつくけど売れない。
これは1回目のブログでも触れた話ですが、
差別化できていない商品は、結局選ばれません。

 

■ 在庫販売(OEM)の強さ

一方で、在庫を持つ販売。

最初は正直、怖かったです。
「売れなかったらどうしよう」と。

でも実際にやってみて思ったのは、
在庫を持つ=コントロールを持つこと。

という点です。

メリット

独自商品で差別化できる
・価格を自分で決められる
・ブランドを育てられる
・リピートにつながる

特にOEMを組み合わせることで、
“自分だけの商品”を作れるようになります。

これはSNSとの相性が圧倒的に良い。

「このブランドだから欲しい」
という状態を作れるのが大きいです。

 

■ 実はおすすめは「ハイブリッド戦略」

ここが一番重要なポイントです。

僕が今おすすめしているのは、
ドロップシッピングと在庫販売の“併用”です。

ステップ①:ドロップでテスト

まずはトレンド商品をドロップで販売。
SNSで反応を見ます。

・どんなデザインが刺さるか
・価格帯はどこか
・誰が買うのか

ここで“売れる兆し”を見極めます。

ステップ②:売れ筋だけOEM化

反応が良い商品だけを
OEMで改良・量産。

・素材を変える
・ロゴを入れる
・サイズ感を調整する

ここで一気に差別化

します。

ステップ③:ブランドとして展開

在庫を持ち、
SNSで世界観を強化。

この流れを回すことで、
無駄な在庫を抱えずにブランドを伸ばせます。

 

■ 差別化は「商品」ではなく「設計」で決まる

これもすごく大事な話です。

多くの人が
「良い商品を探そう」としますが、

実際は、
“どう売るかの設計”のほうが重要です。

例えば同じ商品でも

・誰に向けて
・どんなストーリーで
・どの価格で
・どの見せ方で

これが変わるだけで、
売れ方は全く変わります。

僕の場合は、

「SNSで共感される世界観」
→「OEMで形にする」
→「在庫販売でブランド化する」

この流れを徹底しています。

 

■ 小さく始めて、大きく育てる

昔のECは、
最初から在庫を積んで勝負するモデルが主流でした。

でも今は違います。

・テストは軽く
・当たったら深く

この考え方が重要です。

その意味で、
ドロップシッピングは“入口として最適”。

そしてOEM・在庫販売は
“伸ばすための武器”です。

 

■ まとめ

ドロップシッピングか、在庫販売か。

この二択で悩むよりも、

「どう組み合わせるか」を考える方が
結果的にうまくいきます。

・まずは売れる感覚を掴む
・売れたものだけ深く作る
・ブランドとして積み上げる

この流れを作れれば、
小さな個人でもしっかり戦えます。

僕自身もまだまだ試行錯誤中ですが、
このやり方に変えてから、
売上だけでなく“ブランドとしての手応え”が明確に変わりました。

これからECを始める方、
あるいは伸び悩んでいる方は、

一度「販売スタイルの設計」を見直してみると、
新しい突破口が見つかるかもしれません。

また次回も、リアルな現場の話を書いていきます。