今日は意気込んで書いていた〈共助２〉のネタバレブログはお休み。

個人的な備忘録ですみません。ぺこ *ᴗ ᴗ)⁾⁾♡

母が2022年11月９日、胃ろう造設術を受けました。

手術は内視鏡下で行われました。

内視鏡室に向かう母。

転院前にうちの病院の院内理容室で短くヘアカット（出張散髪）したので男みたい。

手術直前に、最終的に内視鏡下で嚥下機能を評価。

その結果、やはり全く咀嚼も嚥下もできなくて、いつまでも口の中に溜め込んだまま。。。

胃ろうの適応ですねと言われました。

重度嚥下障害になった原因は、

今年2月21日に突然発症した脳梗塞後遺症のためです。

手術が終わるのを待つ間、

母が突然倒れて専門病院に救急搬送された日のことを思い出していました。

救急車に同乗した時の写真。

頭部ＭＲＩで『脳幹の橋（きょう）という部分の硬塞』と説明されて、ナースの私はそれがどういう結果かすぐに分かりました。

早期発見のおかげで、命が助かったことに感謝の気持ちでいっぱいでしたが、意識障害、右片麻痺、重度失語症、重度嚥下障害が残ってしまいました。

母から聞いた最後の言葉。

「早く帰って子どもたちにご飯を作ってあげなさい。待ってるよ」でした。

認知症でも自分で普通に美味しく食べられて、

いつも優しい言葉をかけてくれた母でした。。。

もっといっぱい話しておけばよかった。

手術自体は何のトラブルもなく、

30分で順調に終わってホッ。

術直後に一瞬、母に会わせてくださったけど、

入院中、一度も会えないまま。

退院の日も、「下の外来で待つように」と言われ、

とうとう一度も病室に行くことなく、11月14日退院。

同日、また私の病院に戻ってきました。

毎月変わる病棟アートは、紅葉に模様替え。

病棟師長と作業療法士の合作だそうです。

三日月🌙の上に、

チョコンとおすわりの子供たち。

ナースがチラッと見せてくれました。

ところで母は長年ずっ〜と、県外の娘たちそれぞれに定期的に小包を送り続けてくれました。

沢山の食品や本、サプリメントなどなど。

正直、いらないと思うこともあったのに、

今はそれが無性に懐かしく切なく感じます。

今思えば、荷物を送ってこなくなった頃から認知症がはじまっていたのかなあと思ったりします。

胃ろう造設以降、母の顔色がずっと優れなくて心配でした。

医師に勧められて、妹たちと相談して、

最善と思って決めた選択。。。

でも、何も言えなくて青い顔している母を見ると、

母は望んでいなかったかな。。。

負担だったかな。。。

ふとそんな考えが浮かんで心が揺れ動きます。

昨日は、やっと以前の顔色に戻りつつありました。

（ユニフォーム着ている時だけ面会できます）

私が声をかけるとわずかに瞬きをしたり、動く方の左手を動かしてはっきりと反応してくれます。

やはり生きてくれているだけで嬉しい私です。

後悔する必要なんて、ない | 介護のお医者さん１8年目！ (ameblo.jp)

おまけ

うちの院内理容室のコンセプトがよく分からないご案内ポスター。

ガラスに自分が写ってる。笑

オンマの胃ろう