南北が互いに銃口を突きつけ睨み合うスタンドオフの緊迫状態の中で。。

互いに固くぎゅっと抱きしめ合うふたり。

流れる時間の緊張感の中で、

リジョンヒョクはユンセリだけを見つめて

優しく諭します。

まだ回復していないのに走ってまた倒れたら..

私はどうやって生きていきますか

なぜ自分の身体を大切にできないんだ

あの人たちがなぜ手錠をかけるのですか

自分のことより、リジョンヒョクが犯罪者扱いされて酷い目に遭わされないか心配でたまらないセリ。

連行されるのですかダメよ。

私は認めません。行かないでください。

行かないといけないんですか

心配しないでください。

私のこと、まだ分からないの←アベンジャーズ！無敵の超人ハルク

何も起こりません。

今までもそうしてきたように

たとえ困難が待ち受けていても

立ち向かい、乗り越える覚悟のリジョンヒョク。

ユンセリにはただ安心することだけを伝えます。

だけどなぜ連行していくの

行って、もし何かあったらどうするんですか

私のせいで....

これは全部、私のせいです。

何事も起きないだろうけど、

万一、何かあっても

それはあなたのせいではありません。

私は何の後悔もありません。

優しく柔らかく言って聞かせるリジョンヒョク。

ここから流れるセツナ系OSTに、ナイアガラが大洪水。

あなたに差し上げるものがないから

私の心を差し上げます....

どうか幸せな日も、生きて病める日も

いつもあなたの傍に私がいてあげられますように。。。

あなたが私の人生に、

プレゼント🎁のように来てくれて、

感謝するだけです。

セリにとってもリジョンヒョクが自分の人生に来てくれたこと、感謝の心でいっぱいです。

私も。私も。ありがとう、リジョンヒョクさん。

この前、（対面調査で）あなたにひどいことを言って私も辛かった。本当に悪かった。

気にしないでください。

いいの。あんなのは何ともないです。

何も気にしないでください。

だけど、もう私たち会えないの

もう私たち、二度と会えない一生

残された「5分」が刻々と過ぎて行く。。。。

とめどなく涙を流すユンセリ。

ソンイェジンさんの滂沱の演技に心が震えて大感動。

どうしよう、私、リジョンヒョクさんにすごく会いたくなったらどうしよう。

自分の命の危険を知りながらも、

不安いっぱいのユンセリを安心させるために

気持ちを静めます。

心から会いたいと願えば、

会いたい人に会えるかと聞いただろ

『切実に願えば、会いたい人に会える？』夕方。。。北漢山（プッカン山북한산）を見つめて、ひとり佇むリジョンヒョク。ユンセリとの会話を思い出していました。幻でも夢でもなく確かな…

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この時は、ユンセリへの思いを断ち切ろうと

じっと耐えて自己抑制。。。

感情を抑え込んだリジョンヒョクでした。

그거라도 하는 거요.

기다리기라도 해야 살갔으니까 하는 거요.

（直訳）それだけでもやって見ることです。

待つことだけでもしなければ、生きていけないから。。。

ユンセリが一人で静かに消えてしまおうなんて気持ちにならないように

心とは裏腹なことも言ってしまった。。。

『何事もなかったように過ごしていいから、再び孤独にならないでください』非武装地帯の軍事境界線までユンセリを連れて行くリジョンヒョク。およそ70年もの間、時間が止まったような分断の森をひたすら歩きます・・・元気で。。…

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しかし今、リジョンヒョク自身もユンセリとの再会を切望し、心から念じ、力強く伝えます。

会えますと。

うんうんうんうん

同時にユンセリへの溢れるをストレートに告白。

사랑하오(サランハオ) 愛してる

未来永劫あなた以外は存在しません。

これからもずっとあなただけを愛してる。

ユンセリもそれに応えます。

愛しています。

愛してるわ。。

スイスで出会って、不時着してまた北朝鮮で出会って、心惹かれ合い、愛を育んだ日々。。。

蓄積されたふたりだけの時間。

もうあなた以外は存在しません。

やるせない思いを抱きながらも、見つめ合い、愛を慈しみ、求めあうふたり。。

最後にもう一度、抱きしめようと思った瞬間

タイムリミット

国情院お兄さんが、後ろからやって来て

後ろから二人を引き離します。

あぁ...

なんて哀しいシーン。

ふたたび涙腺崩壊

ついに離れ離れに。。。

泣き崩れるユンセリ。

銃口を突きつけられたままの極限状態の中では、どうすることもできず、引きﾂﾞﾗれながら

振り向き、振り向き....

再び禁断線を踏み超えていくリジョンヒョク。

銃を下げろ。キム課長が指示。

北側も銃を下ろします。

愛し合う者同士が引き裂かれる禁断線の悲劇に中隊員たちの哀しみも頂点に。。。

手錠をかけられたまま連行される後ろ姿に、

号泣するセリ。

セリドンモ

指ハートで、ありがとうございました。。。

17歳の幼いウンドンまでも手錠。

元気でいろよ

エミナイヤ～

初めて「야ヤ」をつけて親愛の情を表すチス。

お元気でいてください。

じゃあね。

喜怒哀楽を共にし、交友を深めたセリドンモとのお別れです。

最後の最後まで無言でセリを見つめるグァンボム。

手錠されたまま、ばいばいするマンボク。

これまで何度もお別れの挨拶をした主人公たちですが、

今度こそ、最後

さようなら...みんな...

どうかご無事で元気でいてね...

見ていてとてもつらいシーンでしたが、

南北を隔てる1本の線が、二人の愛を最大化。

この作品には必要なシーンですね。

つづく～

禁断線での愛と別れ