IPS細胞が病気の治すというのは、本当に良いことだと思う一方で、大丈夫なのかなと思う。
地球上の生物は遺伝子のレベルまでいくとそれほどの違いがない。
ショウジョウバエの不妊症が人間の遺伝子を注入すると治ったそうで、男子の不妊症は同じやり方で治るかもと言われている。
人間の塩基を持ったショウジョウバエが誕生した。
そういうことなんだろう。
遺伝子を修正することで、機能が変化するということだ。
自分の遺伝子で治療をしている間は、そんなに問題は起こらないかもしれないが、一線を越えて自分より優秀なものを求めるようになることはないのだろうか。
自分と同じ遺伝子を持つ子どもが欲しいと思う人間は、全てが同じ人間(クローン)を求めることはないのか。
生まれた後にさえ機能を変えることができる意味をもうちょっと真剣に考える必要があるのではないかと思う。
猿を注射一本で人間に進化させることのできる世の中もそう遠いことではないかもしれない。