「 たのしい保育園 」


滝口悠生



ん〜、どこで この作品を知ったのか … 


私の場合は まずそこから(笑)。


ググったら、この方、芥川賞受賞作家でした。

つまり、純文学の人。


他を読んだことがないので、わかりませんが、この作品は「 父 」小説と呼ばれているそうで、他の作品とは違うテイストなのではないかと思います。


「 私 」小説、ではなく「 父 」小説


ももちゃんのお父さんの目線で進む、6つの連作短編です。


子育てあるある 満載で、子育て経験のある人や 保育士さんなんかは あるある 過ぎて笑っちゃうかも。


「 大変 」なんだけれど、過ぎて、振り返れば「 懐かしい 」風景なんですよね。


小説ですが、作者プロフィールとほぼ同じですから … 小説家の視点だと 子育てが こう見えるってことなんでしょうかね。


感じることを言語化出来るというのは 素晴らしいことだな … と読みながら強く感じました。