「 静かな炎天 」
若竹七海
葉村晶シリーズの短編集です。
このシリーズは 大抵、最後に「 うっ!」とくるようなオチが待っているパターンなので「 血の凶作 」のラスト2行に
「 ? 」がいっぱい浮かんで、読み返して、それでもわからなくて ググったら同じところで疑心暗鬼になっている同胞が散見(笑)。
伏線とかではなく 素直に読めばいいみたいでした。
文庫版の解説が 大矢博子。
主人公が順調に年を重ね、四十肩になったことに興奮していました(笑)。
私の五十肩は 少しマシにはなりましたが、完治しないうちに 60 になっちゃったんですけれど〜
もう 四十でも五十でもないので「 肩関節周囲炎 」って正式名称で言った方がいいですかね。
最近、行き始めた整体では 五十肩じゃなくて、腱板損傷なんじゃないかと疑われていますけれどね〜。
さて、葉村晶シリーズも 現状出版されているものは残すところ3作になりました。
「 錆びた滑車 」
「 不穏な眠り 」
「 まぐさ桶の犬 」