「 天久鷹央の事件カルテ 猛毒のプリズン 」
知念実希人
アニメに続き、今月から 実写ドラマも始まりましたね … TVerで追いかけるか検討中〜。
私は 紙本で読むのが一番 しっくり来るんですよ … アナログな人なので(笑)。
お友だちから情報貰って予約したのは昨年11月。5ヶ月待っていたのね〜。
そして、気づいたら その次が出ていました!
また久しく待つことになりそうです(笑)。
今作の中で
「 読者への挑戦状」は、作中に示された手がかりによって唯一の真相に辿り着ける場合のみ宣言することが許されるものだからな。残念ながら今回の事件はそうではない。医学についての深い知識があって初めて解けるものなのだ
というくだりがあって …
これが、このシリーズの根底にあるものなんだと改めて認識しました。
作者は医師なんですよ。最近は、売れてる医師兼作家が何人もいますけれどね … 。
医師なら誰でも良いというわけではなく「 深い知識 」が必要なのですが、いわんや素人には独自にたどり着くことが出来ない。
ミステリ小説は作中の探偵を出し抜いて犯人やトリックを探し当てることが唯一の楽しみではない ということですね。
トリックはわからない けれど、描写の中から 人の思いは読み取れたりするものです。
きっと この先も、読み続けるのだろうなぁ〜、このシリーズ(笑)。