「 マザー 」


乃南アサ




短編が5つなんですが、1つ目で 既視感 があったので 不思議に思い調べてみると


初出「 小説現代 」2024年5、6月号 とあって


あ〜、きっと 月刊誌の方で見かけたのだろうな と思いました。


まあ、表題の通り「 母親 」を題材にしたものなんですが


ちょっと怖いです。




惹句をネットで拾ってみたら


5つの短編に待ち受ける、予想外の驚愕の結末!
あなたはもう、以前の家族には戻れない。衝撃の令和の家族像。

「 母という禍、家庭という地獄。
ひょっとして獄吏は自分自身なのかもしれない 」
ーー中島京子(小説家)

崩壊する家族を描く衝撃の連作短編集


と、そら恐ろしい言葉が連なっていました。

怖い … けれど、一気に読ませるパワーを感じます。