「 体験格差 」


今井悠介




あ〜、って凄く思いました。


図書館で予約をした時も 大体 内容は想像していたんですよね。


私、子育ての方針と言いますか「 体験 」重視でやって来たんですよ。


それは 今も 良かった と思っているし、凄く頑張ったよな!って 自画自賛してるポイントでもあるんです。


でも、それって、経済的基盤があって成立するもので


加えて、お金だけじゃなく、時間も費やして行かなくちゃ出来ないことなんですよ。


子どもに 色んな「 体験 」をさせるためには、衣食住が足りて、更に 経済的余裕があって … そのために時間を費やせる 親の側の時間的 ( 気持ち的 ) 余裕がないと難しいんですよね。


習い事って、送迎やら、当番やら 親が関わらないといけないことが多いから。


無料で「 体験 」出来るものもあるんですよ。

でも、その情報をキャッチして、参加権を獲得するためにはアンテナを張っておく必要があるんですよね。




物価高で大変だから、クリスマスケーキを無料配布しました といったニュースを見ると


本当に苦しい人には届かないだろうな … といつも思います。




「 教育 」も「 体験 」も その格差は遺伝するんだと思います。


でも、それに抗うことも出来る … そう信じたい。