「 ポンコツ一家 2年目 」


にしおかすみこ



作者が 笑いに変えようと頑張って書いているのだと思うけれど … 


実際、クスッと笑えるところもある


でも、それ以上に 現実の辛さに 目を背けたくなる場面も多いのよね。


ダウン症の姉の通う作業所の職員に「 あれはどこまでが本当ですか?」とweb連載のことを尋ねられ


「 どこまでも事実です。むしろ縮小版です。すみません。何かご迷惑がかかってしまってますでしょうか?」と尋ね返すと


「 いえいえ。そうしますと …… お家は大丈夫ですか?」と相談に乗ってくださるのです。




web連載は続いているようなので … 続きも出るのかな


本当に辛いことは書けないだろうけれど、書くことが 自分の中で 消化していく作業にもなり、糧にもなっているといいな と思いました。




病気になりたくてなるわけでは無いし、ボケたくて ボケるわけも無い。


ついつい 我が身に置き換えて 読んで 暗い気持ちになってしまいます。




次に読む本が「 歳とった親とうまく話せる言いかえノート 」です。


結構、私も 切羽詰まっているのかも(笑)。